ブリヂストン/中国におけるトラック・バス用ラジアルタイヤ生産拠点集約 SCM・製造拠点 2023.06.17 中期事業計画(2021-2023)に基づく生産拠点再編の進捗について中国におけるトラック・バス用ラジアルタイヤ生産拠点集約 株式会社ブリヂストンは、2021 年 2 月 16 日に発表した中期事業計画(2021-2023)において、「稼ぐ力の再構築」へ向けて、タイヤ、多角化、内製などの全ての事業で、グローバル生産拠点再編を中長期的なスパンで検討していくことをお伝えしました。「稼ぐ力の再構築」をベースに、戦略的成長投資を進め、環境変化に対応しながら着実に成長する”強い”ブリヂストンへの変革を目指しています。その一環として、株式会社ブリヂストンは中国におけるトラック・バス用ラジアルタイヤ生産拠点を下表のとおり集約することを決定しました。 生産品目 生産拠点集約の概要トラック・バス用ラジアルタイヤ集約前(現在):2 か所普利司通(瀋陽)輪胎有限公司 (以下「BSSY」)、普利司通(恵州)輪胎有限公司 (以下「BSHZ」)集約後:1 か所BSSY に生産拠点を集約、BSHZ は 2021 年 12 月末に工場閉鎖<BSHZ 概要>所在地:中国 広東省 恵州市生産量:約 2,800 本/日従業員数:518 人(2021 年 11 月末現在) ブリヂストングループは創立以来 90 年の歴史の中で、それぞれの時代、社会、お客様のニーズに応え、支えるため、グローバルで、コア事業であるタイヤ生産拠点の最適化を行ってきました。中期事業計画(2021-2023)においても、中国におけるトラック・バス用ラジアルタイヤの生産拠点について、中国国内の供給体制最適化、競争優位の観点、地域社会への影響などあらゆる要素を検討した結果、BSSY に生産拠点を集約し、BSHZ については工場閉鎖することで競争力を維持していくという判断に至りました。BSHZ 工場閉鎖によって影響を受ける従業員、および、当該地域社会に対しては、その影響が最小限になるよう十分考慮した上で、各種法規制や労働協約に従って適切に手続きを進めております。また、お取引先様に対しては、BSSY への生産移管等により従来同様に高品質な商品・サービスを提供できる体制を確保してまいります。 ブリヂストングループは、事業環境の変化に応じたポートフォリオ経営を推進し、将来にわたって社会価値・顧客価値を創出し続けるサステナブルなソリューションカンパニーへと進化していきます。なお、本件が当期連結業績予想に与える影響は軽微です。株式会社ブリヂストンの中期事業計画(2021-2023)の詳細については、当社企業サイト に掲載するプレゼンテーション資料をご参照下さい。