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商船三井/ Flotation Energy と浮体式洋上風力発電事業開発の協業に合意

グリーン物流(環境) 2023.06.17

商船三井と Flotation Energy が浮体式洋上風力発電事業開発の協業に合意

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「商船三井」)と FlotationEnergy 社(社長: Lord Nicol Stephen、本社:スコットランド、以下「フローテーションエナジー」)は日本における洋上風力発電事業開発における協業について合意しました。フローテーションエナジーは日本の現地法人(本社:新潟市)を通じて日本で合計2GW の洋上風力発電事業開発を計画しており、新潟を始めとして日本各地での導入を目指しています。今後発展が見込まれる浮体式洋上風力発電事業において、フローテーションエナジーの英国での実績を活かし、両社で日本国内のローカルサプライチェーンの構築と事業化を検討していきます。

フローテーションエナジー 国際オペレーション担当取締役 Tim Sawyer は「商船三井との協業はフローテーションエナジーの日本での存在を示すための大きな一歩です。我々は商船三井とともに日本での洋上風力発電の実現に向けて協業することを非常に楽しみに思っております。」と述べています。
商船三井 常務執行役員 鍬田博文は「英国と日本はともに島国であり、資源に乏しいという共通点を持ち、英国は洋上風力発電事業の開発において日本をリードしています。
その英国やその他の国に於いて多大な経験を有するフローテーションエナジーと商船三井の協業は、日本における同事業の発展に寄与するものと信じております。当社が長年培ってきた船舶、浮体式構造物の建造・保有・運用に関する知見を最大限活用し、日本を含むアジア地域における同事業の発展にこれからも貢献したいと思います。」と語っ
ています。
両社のパートナーシップを強固にし、日本が推進する 2050 年のカーボンニュートラル実現、2040 年の最大 45GW の洋上風力発電導入目標に寄与することを目指します。

フローテーションエナジーについて
世界有数の浮体式洋上風力発電事業者であり、世界最大の浮体式洋上風力発電所であるスコットランドのキンカ―ディン洋上風力発電プロジェクトの実績があります。最近では、英国で洋上風力開発用地の第 4 回入札において 480MW のモーカム着床式洋上風力発電事業の優先交渉権を獲得し、また英国南西沖において 100MW の実証実験プロジェクトの開発権を取得しました。

商船三井について
各種ばら積み船、原油タンカー、LNG 船・オフショア海洋事業、メタノールタンカー、ケミカルタンカー、プロダクトタンカー、自動車船、フェリー、RORO 船など、多彩な分野で時代の要請に応える総合輸送グループです。世界最大級の船隊と 130 年余の歴史で培った経験と技術を基に、強くしなやかな企業グループへと常に進化しながら、地球全体を舞台として、世界経済の発展に貢献します。

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