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日本通運/国内のCO2排出量を可視化する「エコトランス・ナビ」のサービスを開始

グリーン物流(環境) 2023.06.17

日本通運、国内のCO2排出量を可視化する「エコトランス・ナビ」のサービスを開始

~公的機関へのレポート作成を支援し、お客様のESG経営をサポート~

 当社は、国内の輸送にともなうCO2排出量を可視化し、お客様のESG経営をサポートするサービス「エコトランス・ナビ」を11月30日から開始いたします。

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【サービス概要・特徴】
 「エコトランス・ナビ」は、トラック輸送が物流の主体となっているお客様へ、過去の輸送データをもとに現行輸送モードを環境にやさしい鉄道・海上輸送にモーダルシフトした場合のCO2排出量削減効果をレポート化するサービスです。
 既に鉄道輸送や海上輸送をご利用頂いているお客様には、過去の輸送データからトラックなど他の輸送モードでの輸送を想定したCO2排出量を試算・比較し、現在の「環境貢献度」を見える化することができます。
 また、「エコトランス・ナビ」では、国土交通省への物流効率化法申請書、資源エネルギー省への特定荷主定期報告書などの所定書式に計算結果を記載し、公的機関への提出書類に活用できるため、お客様の事務作業を軽減します。

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【サービス開発の背景】
 世界各国の金融当局が参加する「気候関連財務情報開示タスクフォース」(以下、TCFD)の提言に基づき、日本国内においても2022年4月の東京証券取引所のプライム市場の上場資格として、TCFDに準拠した情報開示が義務付けられました。CO2を減らす取り組みや、気候変動リスク情報の開示など、急激な脱炭素シフトにむけた対応が企業に求められています。
 当社は、本年10月に当社WEBサイトにおいて国内の最適輸送モードが検索できる「ワンストップ・ナビ」を開発し、輸送単位ごとに地図データと連携した正確なCO2排出量を算出するサービスを開始しました。
 今般開発した「エコトランス・ナビ」は、「ワンストップ・ナビ」のCO2排出量の見える化を更に進化させたサービスで、お客様の過去一定期間(月間・年間など)の輸送データをもとに、当社を利用した場合の現行輸送モードと鉄道・海上輸送モードのCO2排出量の差異を可視化し、公的機関へ提出するレポート作成を支援する提案型サービスです。

 当社は、カーボンニュートラルや脱炭素社会の実現に向けて、CO2排出削減に貢献する物流サービスを提供し、これからもお客様のESG経営をサポートしてまいります。

【お客様から提供頂く輸送データ例】

  • 集荷、配達先の住所(郵便番号があれば、より正確な距離の算定が可能)
  • 貨物の個数
  • 貨物の重量
  • 現在の輸送モード

【作成できるレポート例】

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 ■日本通運グループは、2022年1月4日からNXグループとなり、新たなグループブランドシンボルを導入いたします。

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