日本コンセプト/経常利益は前年比73・1%増(2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2021年12月期第3四半期 12,119 32.8 2,000 74.6 1,950 73.1 1,381 73.12020年12月期第3四半期 9,126 △4.1 1,145 △24.8 1,126 △25.4 798 △24.6(注) 包括利益 2021年12月期第3四半期 1,511百万円( 102.9%) 2020年12月期第3四半期 745百万円( △24.6%)2020年12月期の連結経営成績(累計)は、コロナウイルス感染症拡大の影響により前年同四半期より減少しました。 (略) (1)経営成績に関する説明(略) 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、製造業においては海外経済の回復に伴う輸出増加を背景に、生産用機械や業務用機械などの景況感が改善しました。一方、東南アジアでの新型コロナウイルス拡大に伴う部品や半導体の供給不足により、自動車産業はマイナス成長となりました。世界経済に目を向けますと、米国では製造業受注の伸びは高いものの、供給制約が長期化していることから製造業生産の伸びについては緩慢なものとなりました。また、欧州では製造業生産がコロナ禍前の水準までほぼ回復したものの、供給制約が引き続き生産回復の重石となりました。一方中国では、コロナの感染封じ込めに向けた活動制限の強化や政府の投資抑制策、ならびに半導体不足による供給制約により、経済活動はペースダウンをしております。このような環境下においても、本社、支店、海外現地法人が一丸となって営業活動を推進した結果、新規顧客を開拓して新たな取引を受注するなど取扱本数を世界規模で大幅に伸ばしております。また高騰する海上運賃にも積極的な交渉をしながら顧客ニーズに即応した営業体制を確立して評価を得ることに繋がりました。これらの要因が年初から変わらず売上高の大幅な増加基調に寄与し、当第3四半期連結累計期間においても過去最高を記録するに至りました。更に、国内取引においても、当社の強みである国内支店を活かしたビジネスを推進することにより、国内輸送等売上も前第3四半期連結累計期間を大きく上回ることになりました。加えて、当社のもう一つの事業の柱であるガスタンクコンテナビジネスにおいても、積極的な営業活動を継続することにより売上高は476百万円(前年同期は373百万円)に増加しております。当第3四半期連結累計期間における売上高は、前第3四半期連結累計期間を2,993百万円上回る12,119百万円(前年同期比32.8%増)を達成いたしました。タンクコンテナの当社保有基数は、これまでのペースを大幅に上回る積極的な投資を行うことにより前年同期末(上記、保有基数を参照願います)より増加しました。これにより減価償却費が増えることに繋がり、販売費及び一般管理費も1,130百万円と前年同期比6.7%増加しているにもかかわらず、前第3四半期連結累計期間を855百万円上回る2,000百万円(前年同期比74.6%増)の営業利益を達成することができました。また、経常利益は、前第3四半期連結累計期間を823百万円上回る1,950百万円(前年同期比73.1%増)を確保しております。 (略)