日本石油輸送/経常利益は前年比43・4%増(2022 年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2022 年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2022 年3月期第2四半期 15,416 6.6 394 62.4 490 43.4 325 48.32021 年3月期第2四半期 14,463 ― 242 ― 342 ― 219 ―(注)包括利益 2022 年 3月期第2四半期 258 百万円(△14.5%) 2021 年 3月期第2四半期 301 百万円(―%) (略) (1)経営成績に関する説明当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が再拡大いたしましたが、ワクチン接種等の感染症対策が進捗し、社会経済活動も徐々に正常化しつつあります。当社グループの事業環境につきましては、引き続き感染症の影響を受けているものの、輸送需要には徐々に回復の兆しがみられております。このような状況のもと、当社グループは、新たに策定した中期経営計画(2021年度~2023年度)の達成を目指すとともに、従業員や関係する皆様への感染予防を徹底し、エネルギーや食料品等の安全・安定輸送に尽力いたしました。この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、輸送需要の回復等により、15,416百万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は394百万円(同62.4%増)、経常利益は490百万円(同43.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は325百万円(同48.3%増)となりました。 セグメント別の概況は、次のとおりであります。(石油輸送事業)石油輸送事業につきましては、鉄道輸送において出荷地変更や豪雨災害による貨物列車の運休等の影響がありましたが、燃料油需要の回復等で自動車輸送では増収となったため、売上高は6,518百万円(前年同期比2.2%増)となりました。一方、利益面においては、人件費等の経費の増加により、116百万円の営業損失(前年同期は99百万円の営業損失)となりました。 (高圧ガス輸送事業)高圧ガス輸送事業につきましては、LNG(液化天然ガス)を中心とした需要の回復等により、売上高および営業利益は増加いたしました。この結果、当事業における売上高は4,087百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は120百万円(同75.6%増)となりました。 (化成品・コンテナ輸送事業)化成品輸送事業につきましては、需要の回復や海外輸送における収支改善策の進捗および新規リースの開始により、売上高は増加いたしました。コンテナ輸送事業につきましては、需要の回復があったものの、北海道地区における野菜類の生育不良や、豪雨災害による貨物列車の運休の影響により、売上高は減少いたしました。この結果、当事業における売上高は4,553百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益は244百万円(同62.4%増)となりました。 (資産運用事業) 不動産賃貸事業につきましては、新規物件の賃貸開始により、売上高は増加いたしました。 太陽光発電事業につきましては、稼働状況が堅調であったことから、ほぼ前年並の売上高となりました。この結果、当事業における売上高は256百万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は146百万円(同18.6%増)となりました。なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等の適用、表示方法の変更および報告セグメントの変更を実施しております。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項」の「(会計方針の変更)」、「(追加情報)」および「(セグメント情報等)」をご覧ください。 (略)