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日新/43億4400万円の経常黒字化(2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

2022年3月期第2四半期 85,931 24.2   3,603 -  4,344 609.0  2,364 -
2021年3月期第2四半期 69,183 △33.1  △251 -  612 △73.5  △155 -
(注) 包括利益 2022年3月期第2四半期 2,784百万円( 246.6%) 2021年3月期第2四半期 803百万円(△15.0%)

(略)

(1)経営成績に関する説明
①当第2四半期の経営成績
当第2四半期連結累計期間(以下「当第2四半期」)の世界経済は、新型コロナウイルス(以下「新型ウイルス」)のワクチン接種率の向上もあり、欧米での生産活動の再開が見られたものの、一部地域では依然感染拡大が継続し、本格的回復には至りませんでした。
当社グループにおいては、物流事業は、第2四半期を通し好調な取扱いが継続しました。旅行事業においては国内旅行の取扱人数が上昇に転じたことに加え、経費削減施策も順調に進捗し、利益は大幅に改善しました。
これらの結果、第2四半期における売上高は前年同期比24.2%増の85,931百万円、営業利益は3,603百万円(前年同期 営業損失251百万円)、経常利益は前年同期比609.0%増の4,344百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,364百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失155百万円)となりました。セグメントの業績は以下のとおりとなります。

②セグメントの業績
(ⅰ)物流事業
[日本]
航空輸出は、海上コンテナ不足による航空輸送への切り替えが継続、自動車関連貨物の荷動きも好調に推移しまし。また、海上輸出は、輸送スペース確保に努め、取扱いが増加しました。海上輸入についても中国からの家電製品輸入が好調に推移しました。

[アジア]
自動車関連貨物の増加によりタイ、マレーシア、ベトナム、インドネシアの航空需要が好調に推移しました。
ベトナムでは自動車関連の他、電子部品、家電製品の航空輸出が好調に推移しました。また、コンテナ不足の影響が続くタイでは、輸送スペースを優先確保し、海上輸出貨物の取扱いが増加しました。

[中国]
香港発家電製品、電子部品の輸出が第2四半期を通し好調に推移しました。また、物流混乱が続く中、現地法人各社は、輸送スペース確保に尽力し、通常貨物のみならず緊急貨物の輸出も増加しました。

[米州]
自動車関連貨物については、航空輸出の回復に加え、港湾混雑による海上輸入貨物の国内代替輸送が第2四半期を通し継続しました。また、家電製品の倉庫保管、国内配送業務も堅調に推移しました。食品関連では航空輸出、海上輸入ともに取扱物量が増加しました。

[欧州]
ドイツでは家電製品の倉庫保管、国内配送に加え、フォワーディング業務も増加しました。ベルギーでは自動車関連貨物の輸出入が好調でした。ポーランドでは7月を底に倉庫業務が回復しました。英国では7月に主要取引先の自動車生産工場が閉鎖となりましたが、新たに非日系企業との取引を開始しました。
この結果、売上高は前年同期比25.4%増の84,114百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比418.2%増の3,848百万円となりました。

(ⅱ)旅行事業
期初に設定した経費削減施策は順調に進捗しました。国内旅行については、一部海外旅行からのシフトが見られ、取扱人数が増加しました。一方、海外業務渡航については取扱人数が増加に転じたものの、本格的回復には至りませんでした。
この結果、売上高は前年同期比22.1%減の1,165百万円、セグメント損失(営業損失)は647百万円(前年同期セグメント損失(営業損失)1,379百万円)となりました。

(ⅲ)不動産事業
京浜地区における工事関連の監理業務が増加しました。
この結果、売上高は前年同期比9.8%増の852百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比3.9%増の392百万円となりました。

(略)

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