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安田倉庫/営業収益は前年比10%増、経常利益は前年比4・7%減(2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           営業収益   営業利益   経常利益  当期純利益

2022年3月期第2四半期 25,144 10.0  1,392 △13.6   1,988 △4.7  1,270 △5.9
2021年3月期第2四半期 22,868 △1.8  1,611 △12.4  2,086 △7.7   1,350 △11.8
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期  1,564百万円 (―%) 2021年3月期第2四半期  △328百万円 (―%)

(略)

(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益は持ち直しの動きがみられるものの、個人消費は弱い動きとなっており、新型コロナウイルス感染症の感染が再拡大し、依然として先行きが不透明な状況で推移しました。
こうした経済情勢にあって、当社グループを取り巻く事業環境は、倉庫物流業界では国内貨物・輸出入貨物ともに荷動きに一定の回復は見られるものの予断を許さない状況であり、また、不動産業界では都市部におけるオフィスビルの空室率上昇が続いており、引き続き厳しい状況で推移しました。
このような状況のもと、当社グループは、2030年のあるべき姿としての「長期ビジョン2030」と、長期ビジョンを実現するための計画として中期経営計画「YASDA Next 100」を策定し、事業体制の構築と更なる成長を目指しております。その一環として、物流事業においては、付加価値の高いロジスティクス・サービスの提供による取引の拡大や物流施設の増強など事業基盤の強化を図り、不動産事業においては、既存施設の適切なメンテナンスと機能向上の推進による稼働率の維持・向上に努め、事業拡大を推進してきました。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、物流事業・不動産事業とも増収となり、営業収益は、前年同期比2,276百万円増(10.0%増)の25,144百万円となりました。営業利益では、物流施設の新設に伴う各種営業原価や販管費の増加などにより、前年同期比219百万円減(13.6%減)の1,392百万円、経常利益は、前年同期比97百万円減(4.7%減)の1,988百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比80百万円減(5.9%減)の1,270百万円となりました。

セグメントの業績は、次のとおりです。
物流事業では、前事業年度に新設した物流施設の稼働や海上コンテナ不足による海上運賃の高騰や航空輸送の増加等により倉庫保管料、作業料、陸運料及び国際貨物取扱料が増加し、営業収益は前年同期比1,926百万円増(9.6%増)の21,888百万円となった一方で、物流施設の新設に伴う各種営業原価の増加などにより、セグメント利益は前年同期比31百万円減(2.1%減)の1,493百万円となりました。
不動産事業では、施工工事の増加や既存施設の稼働率維持により営業収益は前年同期比355百万円増(11.3%増)の3,513百万円、セグメント利益は前年同期比44百万円増(4.2%増)の1,127百万円となりました。

(略)

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