国土交通省/8月のトラック特別積合せ貨物の輸送量は前年比106・4% 物流全般 2023.06.17 トラック輸送情報(令和3年8月分) 令和3年10月29日 1.特別積合せ貨物 (1)輸送トン数の概況調査対象24社の本月の輸送量は、5,008千トン(前月比86.8%(季節調整済み102.0%)、前年同月比106.4%)であった。 平均稼働日数は22.1日(前月に比べて0.5日減少、前年同月に比べて0.8日増加)、稼動1日当たりの輸送量は、227千トン(前月比88.7%、前年同月比102.5%)であった。 (2)宅配便の概況調査対象14社の本月の宅配便貨物の取り扱い個数は、372,577千個(前月比87.4%(季節調整済み103.4%)、前年同月比101.2%)であった。 (3)品目別及び地域別増減状況調査対象25社における品目別及び地域別輸送状況について、主な増減要因は、以下のとおりであった。品目別では、「機械」及び「日用品」で2ヶ月連続の減少となった。 a.前月との比較 〇品目別工場・生産地からの貨物減がすべての品目で、商社・問屋からの貨物減が「日用品」で、倉庫から出る貨物減が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」、「食料工業品」及び「日用品」で、季節的需要減が「化学工業品」、「食料工業品」、「日用品」及び「宅配便」で、景気の影響による貨物減が「金属製品」及び「機械」で見られた。 〇地域別「東北」、「関東地方」、「北陸信越」、「中部地方」、「近畿地方」、「中国」及び「福岡」で貨物減となっている。 b.前年同月との比較 〇品目別工場・生産地からの貨物増が「金属製品」、「機械」及び「日用品」で、商社・問屋からの貨物増が「日用品」で、倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」及び「日用品」で、景気の影響による貨物増が「金属製品」で見られた。 〇地域別「東北」、「関東地方」、「愛知」、「近畿地方」及び「中国」で貨物増となっている。 2.一般貨物 (1)地方運輸局等別輸送状況全国の一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者752社/調査対象事業者数987社)の輸送量は、前月比94.6%、前年同月比104.1%であった。 添付資料 公表資料(PDF形式:1021KB)