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横浜冷凍/恵庭スマート物流センターを新設

物流不動産・施設 2023.06.17

恵庭スマート物流センター (仮称)新設のお知らせ

当社は、北海道恵庭市に「恵庭スマート物流センター(仮称)」を新設します。本日、現地にて起工式が行われ、来賓の原田裕恵庭市長、当社役職員および施工関係者が出席しました。

当社会長の吉川


原田 裕 恵庭市長

 建設予定地の恵庭市は、札幌市と新千歳空港のほぼ中間に位置し、道内各方面の主要都市間をつなぐ幹線道路が交わるなど、物流拠点として抜群の立地を誇ります。海路・空路の玄関口である苫小牧港や新千歳空港へのアクセスに非常に優れていることから、周辺には食品メーカーの生産工場が多く、道内産食品や原料の集積地となっています。今回新たに建設する恵庭スマート物流センター(仮称)と北海道内に展開している6つの冷蔵倉庫との連携により、道内物流ネットワークのさらなる強化を図り、スマートコールドサービスの実現を目指します。

 ヨコレイサステナビリティビジョン2030におけるマテリアリティの1つ「地球環境との共生」に基づき、当センターの設備は、地球環境へ最大限の配慮をしたものとなっています。
 北海道地区で当社初となる太陽光発電システムと大容量リチウムイオン蓄電池を導入し、発電したエネルギーを冷蔵倉庫内の冷却および倉庫内・事務所棟の照明や電源に使用します。当センターの社用車にはEV(電気自動車)を採用し、太陽光発電システムと蓄電池を連携させた充電ステーションを設置します。災害等による停電時には非常用電源として利用できるなど、BCP対策の強化にも取り組んでいます。
 冷却設備には、省エネ型自然冷媒冷凍機を採用。さらに、北海道の気候を活かし、冬季には外気を利用してC級室の温度管理が行えるシステムも取り入れるなど、温暖化対策に力を入れています。
 施主挨拶では、会長の吉川俊雄が出席者へ感謝の意を表すとともに、「完成すると道内トップクラスとなるだけでなく、国内だけで収容能力計100万t突破となる記念すべきセンター。恵庭地区の発展と道内の低温物流に大きく寄与できると確信している。」と述べました。

〇恵庭スマート物流センター(仮称)の概要

工期 2021年10月14日~2023年5月末
住所 北海道恵庭市戸磯445-1(戸磯南工業団地第1街区)
構造・規模 倉庫棟:鉄筋コンクリート造3階建て / 事務所棟:S造2階建て
敷地面積:17,525㎡ (5,301坪)
延床面積:24,087㎡ (7,286坪)
建築面積: 8,276㎡ (2,503坪)
収容能力 30,543 t (F級:24,999t C&F級:4,383t C級:1,160t )
主な設備 省エネ型自然冷媒冷凍機
屋上太陽光発電システム(322.56kW)
リチウムイオン蓄電池(240KVA)
EV自動車充電ステーション
カーゴナビゲーションシステム&電動式移動ラック
竣工 2023年5月予定

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