物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である日本GLP株式会社（本社所在地：東京都港区、代表取締役社長：帖佐 義之、以下「日本GLP」）は、千葉県流山市にてかねてより開発を進めてまいりました、延床面積約120,000㎡の先進的物流施設「GLP ALFALINK 流山7」の起工式を本日執り行いましたのでお知らせします。「GLP ALFALINK 流山7」は、これまでにも日本GLPの施設をご利用いただいているリピートカスタマーが入居し、専用施設として一棟全体を利用します。2023年5月の竣工を予定しています。

　「ALFALINK」では、「創造連鎖する物流プラットフォーム」をコンセプトとして、従来の物流施設における効率化・最適化を超えた、これまでにない価値や事業を創造していく拠点となる施設づくりを目指しています。「Open Hub」（物流をもっとオープンに）、「Integrated Chain」（サプライチェーンをつなぐ）、「Shared Solution」（ビジネスの進化をサポート）をキーワードとし、本コンセプトに基づいた様々な設備、サービスを提供しています。

　施設面の特徴としては、1階は入出荷をスムーズに行える両面バースを備え、天井高を標準よりも高くすることで、自動化・省人化をはじめ最新のテクノロジーを利用した庫内作業にも対応できる仕様とし、高い効率性を提供します。働く環境としては、全館に空調設備と大型シーリングファンを設置し庫内環境を整えるほか、車通勤者が多いことが見込まれるため自走式駐車場を整備し、利便性を高めています。また、温かい食事を提供する厨房、そしてカフェテリアやコミュニケーションスペースを設置することで、交流が生まれるエリアを創り、快適性のみならず豊かな就労環境を提供します。その他、「GLP ALFALINK 流山」の共用スペースの様々なアメニティ・施設・サービスも利用でき、ライフタイムの充実が図れます。

　BCP対策としては、免震構造に加えて、受変電設備の冠水対策により地震や洪水からの被害を軽減します。環境面では太陽光発電を設置する予定で、再生エネルギーの利用を推進します。

　「GLP ALFALINK 流山7」は、都心から約25km圏内に位置し、常磐自動車道「流山」IC近接、また国道16号線にもアクセスが容易で、関東に向けた広域配送拠点として優れた立地にあります。

　日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「このたびは、『GLP ALFALINK 流山7』の開発段階で入居企業様が決定し、着工を迎えられることを大変嬉しく思います。入居企業様には、すでに日本GLPの施設を多数ご利用いただいている中で、利便性の高い立地に『GLP ALFALINK 流山』全体の広大な敷地を活かし、お客様のオペレーションを最適化する施設スペックをご評価いただきました。加えて、豊かな心をもたらす工夫された働く環境を整えることにより、雇用の継続と生産性の向上をサポートします。日本GLPは引き続き、入居企業様のビジネス拡大を支えていくと同時に施設開発・運営を通じて、地域社会の発展に貢献して参ります」と述べています。

　「GLP ALFALINK 流山7」の開発は、GLPがCPPIB（カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード）と2016年2月に50％対50％の出資比率で設立した合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャーⅡ」による開発物件です。

起工式の様子

「GLP ALFALINK 流山7」外観完成イメージ

■施設概要 施設名：「GLP ALFALINK 流山7」
所在地：千葉県流山市中野久木
敷地面積：約54,000㎡
延床面積：約120,000㎡
構造：地上4階建て、免震・PC造
着工：2021年10月
竣工：2023年5月（予定）
認証取得：LEED認証（予定）、ZEB認証（予定）

「GLP ALFALINK 流山」