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川崎汽船/東京海洋大学と海洋プラスチックごみの共同研究を開始

物流全般 2023.06.17

東京海洋大学と海洋プラスチックごみの共同研究を開始

川崎汽船株式会社(以下、「当社」)は、国立大学法人東京海洋大学(以下、「東京海洋大学」)と海洋プラスチックの共同研究を開始する事に合意し、共同研究契約を締結しました。
東京海洋大学は、マイクロプラスチック(5㎜以下のプラスチック片)を含む海洋プラスチックごみ(注1)の浮遊量を世界中の海で調査する等、この分野で研究をリードしてきました。この共同研究を通じて、世界中の多くの海域を航行する当社の運航船をプラスチック片のサンプル採取に活用する事で、海洋プラスチックごみ研究が一層活発化される事が期待されます。
今回の共同研究では、航海中の船舶が、更なる海洋汚染に繋がる可能性を避ける為、特別な装置を取り付けることなく通常行なっている海水の取りこみと濾過の過程で、どの程度のプラスチック片を採取,回収することができるのか、その能力を評価します。まずは,当社の運航船にて航行中に海水取水ラインよりストレーナー(濾し網)でサンプルの採取を行い、そのサンプルから東京海洋大学がプラスチック片を収集し、その材質やサイズ等の分析を行うことで研究を進めていきます。
将来的には、外航船舶を活用した外洋におけるマイクロプラスチックの回収ならびに特定の海域におけるマイクロプラスチックの密度のモニタリングシステムの構築等、発展的な研究につなげていきます。
当社グループは、海運業を母体とする総合物流企業グループとして、「人々の豊かな暮らしに貢献する」という企業理念のもと、「青い海を明日へつなぐ」ことを使命として、環境負荷の低減に取り組んでいます。(注2)

(略)

以下、詳細は下記アドレスを参照ください。

https://www.kline.co.jp/ja/news/csr/csr-1987164398466383669/main/0/link/211001JA.pdf

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