国土交通省/7月の特別積合せ貨物重量は前年比前年比102・7%
トラック輸送情報(令和3年7月分)
令和3年9月30日
1.特別積合せ貨物
(1)輸送トン数の概況
調査対象24社の本月の輸送量は、5,772千トン(前月比102.7%(季節調整済み95.4%)、前年同月比103.6%)であった。
平均稼働日数は22.6日(前月に比べて2.4日減少、前年同月に比べて1.6日減少)、稼動1日当たりの輸送量は、255千トン(前月比113.7%、前年同月比110.9%)であった。(図1-1、図1-2参照)
(2)宅配便の概況
調査対象14社の本月の宅配便貨物の取り扱い個数は、426,318千個(前月比103.8%(季節調整済み92.7%)、前年同月比99.0%)であった。
(3)品目別及び地域別増減状況
調査対象25社における品目別及び地域別輸送状況について、主な増減要因は、以下のとおりであった。品目別では、「食料工業品」で2ヶ月連続の増加となった。
a.前月との比較
〇品目別
工場・生産地からの貨物増及び季節的需要増が「食料工業品」で見られた。一方、商社・問屋からの貨物減が「日用品」で、倉庫から出る貨物減が「機械」で見られた。
〇地域別
特記する地域は見られなかった。
b.前年同月との比較
〇品目別
工場・生産地からの貨物増が「機械」、「化学工業品」及び「日用品」で、工場・生産地からの貨物増、倉庫から出る貨物増及び景気の影響による貨物増が「金属製品」で見られた。
一方、デパート・スーパーの貨物減が「宅配便」で、工場・生産地からの貨物減が「食料工業品」で見られた。
〇地域別
「愛知」、「大阪」及び「中国」で貨物増となっている。
2.一般貨物
(1)地方運輸局等別輸送状況
全国の一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者755社/調査対象事業者数987社)の輸送量は、前月比103.3%、前年同月比105.7%であった。
添付資料
公表資料(PDF形式:1015KB)