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日本GLP/神奈川県平塚市で「GLP 平塚2」「GLP 平塚3」を開発

物流不動産・施設 2023.06.17

神奈川県平塚市で「GLP 平塚Ⅱ」「GLP 平塚III」を開発
環境と共生する物流施設を目指す

2021-09-07

 物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である日本GLP株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之、以下「日本GLP」)は、神奈川県平塚市で先進的物流施設「GLP 平塚Ⅱ」および「GLP 平塚Ⅲ」の開発を行うことをお知らせします。両施設の延床面積はそれぞれ約36,000㎡および約28,000㎡で、「GLP 平塚Ⅱ」は2023年6月、「GLP 平塚Ⅲ」は2023年8月に竣工を予定しています。投資総額は両施設合わせて約180億円です。

 「GLP 平塚Ⅱ・Ⅲ」は、「GLP 平塚Ⅰ」に続き、「ツインシティ大神地区土地区画整理事業施行地区内」に建設されます。平塚エリアは物流適地であり、周辺に物流施設の開発が相次いでいますが、引き続き幅広いテナントニーズが見込めます。その中で、「GLP 平塚Ⅱ・Ⅲ」は、日本GLPが蓄積した施設開発のノウハウと平塚エリアでの知見を生かすだけではなく、Green”Good for the Environment”をコンセプトとして、地球環境・地域環境・就労環境の3つの環境の側面を設計段階から施設稼働後まで配慮し、地域・入居企業と共にGreenを実現する様々な施策を検討して、高い環境配慮と持続性を有する施設づくりを目指します。

 具体的にはまず、設計段階から高性能断熱や自然採光などの省エネ設計を取り入れ、地球環境に配慮した施設の土台を整えます。建設段階でも積極的に環境負荷の低減を図りCASBEE認証やZEB認証などをはじめとする各種グリーン認証の取得を予定しています。

 就労環境の面では、最寄りの公共交通機関からの通勤アクセスを整え入居企業の雇用をサポートします。また、快適かつ低エネルギーの庫内環境を追求して、施設内には大型シーリングファンを装備し、庫内窓の設置により庫内に自然光を取り入れます。施設全体にはバイオフィリックデザイン[1]を採用し、シンボリックな建物外観を計画、また、外構にはグリーンウォールや緑道を設け、働く人々だけでなく地域の方々にもご利用いただけるように開放するなど、平塚市の魅力的な街並みづくりに貢献します。

 「GLP 平塚Ⅱ・Ⅲ」の施設の特徴としては、4層のボックス型でECや流通加工ニーズなどさまざまな業種に対応できる、ハイブリッド型施設として開発します。入居対象業種としてはECに加えて3PLを始め食品、日用品、飲料など多様な業種に適応する仕様となっています。

 日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「『GLP 平塚Ⅱ』『GLP 平塚Ⅲ』は、我々が関東と関西で開発を進めております大規模多機能型開発シリーズ『ALFALINK』のように、まちづくりへの貢献をコンセプトにし、地域そして環境との共生を目指した開発プロジェクトです。カスタマー企業の物流オペレーションの効率化とESG戦略の実現に寄与するとともに、施設で働く方々が生産性や創造性を高められる環境を提供し、そして地域と共生して持続可能な発展に貢献できる施設づくりを推進してまいります」と述べています。

 「GLP 平塚Ⅱ・Ⅲ」は、新東名高速道路「厚木南IC」から約1.5km、圏央道「寒川北IC」より約4.0kmの場所に位置し、首都圏を含む広域配送が可能な立地にあり、物流拠点として優れた立地にあります。また、周辺には物流関連会社が多いことから、それら企業との連携によるサプライチェーンの効率化も期待できます。さらに、路線バスの運行本数が豊富なことに加えて、施設周辺は住宅地や大規模商業施設が複数あることから地域住民が集まりやすく、雇用確保の点からも優位性があります。

 「GLP 平塚Ⅱ・Ⅲ」の開発は、GLPがグローバルな政府系投資機関および年金基金からの出資により、2018年12月に設立した物流不動産開発ファンド「GLPジャパン・ディベロップメント・パートナーズⅢ」による開発物件となります。

GLP 平塚2

「GLP 平塚Ⅱ」「GLP 平塚Ⅲ」外観完成イメージ

配置図

「GLP 平塚Ⅱ」「GLP 平塚Ⅲ」 配置図

■施設概要
施設名:「GLP 平塚Ⅱ」
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:約17,800㎡
延床面積:約36,000㎡
構造:地上4階建て、耐震鉄骨造
着工:2022年5月(予定)
竣工:2023年6月(予定)
認証取得:CASBEE認証(予定)、BELS5Star(予定)、ZEB認証(予定)

施設名:「GLP 平塚Ⅲ」
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:約13,700㎡
延床面積:約28,000㎡
構造:地上4階建て、耐震鉄骨造
着工:2022年7月(予定)
竣工:2023年8月(予定)
認証取得:CASBEE認証(予定)、BELS5Star(予定)、ZEB認証(予定)

以上


[1] 人間が先天的に持つ「自然を好む性質=バイオフィリア(biophilia)」を利用した、設計デザイン。 バイオフィリックデザイン空間で働く人材は通常の空間と比較して生産性、創造性、幸福度が高くなるといわれています。(ロバートソン・クーパー社ヒューマンスペース・グローバルレポートなど)

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