オープンロジ/冷凍冷蔵EC物流網を全国に構築するため セイノーグループの関東運輸と業務基本契約を締結し連携関係を強化 通販物流 2023.06.17 オープンロジ、冷凍冷蔵EC物流網を全国に構築するため、 セイノーグループの関東運輸と業務基本契約を締結し、連携関係を強化 株式会社オープンロジ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長 CEO:伊藤秀嗣、以下オープンロジ)は、「テクノロジーを使い、サイロ化された物流をネットワーク化し、データを起点にモノの流れを革新する」をビジョンに掲げ、物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」を提供しております。この度、オープンロジは冷凍冷蔵EC物流網を全国に構築するため、セイノーホールディングス株式会社(以下:セイノーHD)100%子会社で、東北から九州まで3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の倉庫拠点を保有し、冷凍冷蔵車両による全国への配送ネットワークを構築している関東運輸株式会社(本社:群馬県前橋市、代表取締役社長: 髙瀨 雅企、以下関東運輸)と業務基本契約を締結し、パートナー倉庫(提携倉庫)として連携を強化して参ります。オープンロジは、冷凍・冷蔵倉庫会社との提携を2021年1月から開始し、単発や小ロット案件からでも冷凍・冷蔵商品のEC物流を利用したいという事業者のニーズに応えてまいりましたが、今回の業務基本契約の締結により、冷凍冷蔵商品のEC物流サービスが提供できる地域が広がるとともに、食品関連商品の荷量増、取り扱いアイテムへの柔軟な対応が可能となりました。 概要 新型コロナウイルス感染症で「新しい生活様式」が浸透し、ECでの購買が増える中で、冷凍・冷蔵商品のEC物流のニーズは高まっております。2020年、多くの人が外出を控える中、冷凍食品の家庭での消費量が伸びているという統計結果(※1)やコロナ渦で生鮮食品のオンライン購入が増加したという調査結果(※2)も公表されております。しかしながら、冷凍・冷蔵倉庫はBtoB向けの用途が多くを占め、BtoC向けがメインであるEC物流において冷蔵冷凍対応は難しい状況が続いておりました。これまでもオープンロジではパートナー倉庫(提携倉庫)の拡大により取り扱い可能な商品の幅を増やしてまいりましたが、冷凍・冷蔵EC物流の更なる需要の高まりに対応するために「冷凍・冷蔵EC物流の強化拠点」となる倉庫会社との提携が必須であると考えておりました。そこでオープンロジは、関東運輸と業務基本契約を締結し、冷凍・冷蔵EC物流のサービスを提供できる地域を拡大してまいります。同社は、群馬県内の冷凍冷蔵物流会社としてはナンバーワン企業であり、東北から九州まで3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の倉庫22拠点を保有しているということだけでなく、冷凍・冷蔵車両を800台以上、全国47拠点に物流ネットワークを構築しているということが最大の強みとなっております。また、オープンロジはセイノーHDがアンカー投資家であるLogistics Innovation Fundより2020年10月に出資を受けております。今回の契約締結により、日本全国に強力な事業基盤を持つセイノーHD・関東運輸と連携し、事業を強化していく一事例としてまいります。 関東運輸との提携で可能になること ・3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の倉庫22拠点と冷凍・冷蔵車両を800台以上、47拠点に物流ネットワークを構築しているので、取り扱いが伸びている食料品関連の荷量増、取り扱いアイテムの拡大に柔軟に対応できるとともに、全国への三温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の物流体制の構築が可能となります。 ・ECとリアル販売、双方の物流が一元管理可能。ECでの個別配送はもちろん、遠方でのイベント出店などで冷凍冷蔵のチャーター便やエリア配送など、事業者の規模や要望に合わせて手配が可能となります。 ・3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の輸送ネットワークによる物流の効率化が可能となります。 今後の事業展開について ・今後、飲食店や生産現場の新たな販路開拓に貢献できるように、業務用食品を扱う企業や生産農家や外食事業者が新たな販路として冷凍冷蔵ECへの参入を後押しできるセミナーも企画し、外部に発信していく予定です。 ・関東運輸と連携し、食品のEC販売とリアル店舗の販売の両面を物流面でサポートしてまいります。 関東運輸株式会社 会社概要 食品の3温度帯輸送を中心に、東北から九州にまたがる全国規模の物流ネットワークを構築しています。幹線輸送、倉庫保管・流通加工・入出庫業務、そしてエリア配送業務をワンストップで運営することにより、常に高品質なサービスでお客様に安全・安心をお届けしています。 会社名 :関東運輸株式会社代表者 : 代表取締役社長 髙瀨 雅企設立 : 1955年 所在地 : 群馬県前橋市下佐鳥町468-1URL : https://kanto-unyu.co.jp/company/ ※関東運輸は2015年6月及び2020年8月セイノーHDの株式取得によりセイノーグループ企業となりました。セイノーグループの冷蔵・冷凍物流網の主力会社としてさらなる事業拡大を目指しております。(写真:関東運輸本社) (※1)一般社団法人 日本冷凍食品協会「令和 2 年(1~12 月)冷凍食品の生産・消費について(速報)」(1p)を参照https://www.reishokukyo.or.jp/wpcontent/uploads/2020/04/%E4%BB%A4%E5%92%8C2%E5%B9%B4%EF%BC%881%EF%BD%9E12%E6%9C%88%EF%BC%89%E5%86%B7%E5%87%8D%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%81%AE%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%83%BB%E6%B6%88%E8%B2%BB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%88PDF%EF%BC%89.pdf (※2)参考資料「ニールセン デジタル・コンシューマー・データベース2020 (Nielsen Digital Consumer Database 2020)」https://www.netratings.co.jp/news_release/2021/01/Newsrelease20210126.html プレスリリースはこちらです。 ■株式会社オープンロジ 会社概要 株式会社オープンロジは「テクノロジーを使い、サイロ化された物流をネットワーク化し、データを起点にモノの流れを革新する」をビジョンに掲げ、物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」を提供しています。独自の倉庫管理システムを通じて提携倉庫をネットワーク化し、標準化した仕様とオペレーションにより物流業務の効率化と一元化を実現し、固定費ゼロ・従量課金で利用可能な物流フルフィルメントサービスを提供しており、導入事業者は約9,500社(2021年5月末時点)となっています。「OPENLOGIプラットフォームコネクト」は、荷主企業と倉庫事業者の間の面倒な業務のやりとりをWEBアプリケーション上で、効率化・一元化、自動化する機能を備え、主に倉庫事業者向けに提供をしています。テクノロジーによって、倉庫や配送をネットワーク化し、データとアルゴリズムによってモノの動きを最適化する、「フィジカルインターネット」の実現に向け、更なる事業拡大を進めていきます。 会社名 :株式会社オープンロジ設立年月日 :2013年12月25日所在地 :東京都豊島区東池袋1-34-5 いちご東池袋ビル 9階代表者 :代表取締役社長 CEO 伊藤秀嗣事業内容 :物流フルフィルメントプラットフォームURL :https://openlogi.com