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日本コンセプト/経常利益は前年比56%増(2021年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高  営業利益   経常利益  当期純利益

2021年12月期第2四半期 7,554 24.5  1,173 65.0   1,121 56.0  796 55.3
2020年12月期第2四半期 6,069 △4.3  711 △29.8  718 △28.0  512 △26.7
(注) 包括利益2021年12月期第2四半期 913百万円( 97.6%) 2020年12月期第2四半期 462百万円( △28.5%)

(略)

(1)経営成績に関する説明(略)

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの変異株による感染者数の高止まりが続いているなか、海外の景気回復に伴う輸出量の増加などを背景に製造業の景況感は改善しているものの、新型コロナウイルスの影響が大きいサービス業においては力強さを欠く動きとなりました。世界経済に目を向けますと、米国ではワクチンの普及に伴う活動規制の緩和を受け、経済活動の正常化が進んだことにより消費者マインドは向上したものの、原料不足などから製造業の生産は小幅増に留まりました。一方欧州では、新型コロナワクチン接種が急速に進展したことを背景にサービス業の景況感が急速に回復したほか、ユーロ圏の6月の製造業PMIは統計開始以来の63.4と最高水準となりました。また、早くから経済活動が再開している中国では、輸出入とも拡大基調が持続しているほか、個人消費も順調に回復しております。
当社グループの事業におきましても、港湾の混雑、海上運賃の高騰や新型コロナウイルス変異株の感染者拡大による経済活動の制限など、未だ先行き不透明な事業環境ではありますが、全社一丸となって積極的な営業活動を推進した結果、輸出・輸入・三国間の輸送に加え国内輸送や当社支店で提供する附帯サービスにおいても前第2四半期連結累計期間を上回る結果となりました。
当社グループは、こうしたビジネス環境のなか増加している輸出取引を獲得するための営業活動を全社一丸となって推進し、従来、他社からタンクコンテナの提供を受けていた荷主からも新規取引を受注するなど輸出売上の増加基調は変わらず、当第2四半期連結累計期間においても過去最高を記録いたしました。また、国内取引においても、当社の強みである国内支店網を活かした保管や加温業務が顕著に増加したことから国内輸送等売上も前第2四半期連結累計期間を大きく上回りました。また、着実な拡大を続けているガスタンクコンテナ事業においても、売上は296百万円(前年同期は258百万円)となっております。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、前第2四半期連結累計期間を1,484百万円上回る7,554百万円(前年同期比24.5%増)を達成いたしました。利益面におきましても、タンクコンテナを前年同期末(上記、保有基数参照願います)に加え1,300本近く増やすなど設備投資を積極的に進めていることから減価償却費が増えてはいるものの、前第2四半期連結累計期間を462百万円上回る1,173百万円(前年同期比65.0%増)の営業利益を上げました。なお、経常利益につきましては、為替差損30百万円(前年同期は、為替差益14百万円)を計上したものの、前第2四半期連結累計期間を402百万円上回る1,121百万円(前年同期比56.0%増)を確保しております。

(略)

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