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横浜冷凍/冷蔵倉庫事業の営業利益は前年比6・9%減(2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) )

決算短信 2023.06.17

2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益   経常利益  当期純利益

2021年9月期第3四半期 83,034 △3.6   2,394 △4.3  3,161 11.6   2,079 18.5
2020年9月期第3四半期 86,167 △19.3  2,503 △33.1  2,833 △31.5  1,755 △31.2
(注)包括利益 2021年9月期第3四半期 5,297百万円 (―%) 2020年9月期第3四半期 △1,201百万円 (―%)

(略)

(1)経営成績に関する説明
 当第3四半期連結累計期間(2020年10月1日~2021年6月30日)におけるわが国の経済は、依然として新型コロナウイルス感染症による影響を受け、厳しい状況が続いています。海外においても、先進国を中心にワクチン接種が進みましたが、感染力の強い変異株による感染者数の再拡大もあり、景気の先行きは不透明な状況です。当社が関わる食品業界では、緊急事態宣言の延長や再発令によって、極めて厳しい環境が続いております。
 このような状況のなか、当社グループは2023年を最終年度とする中期経営計画(第Ⅰ期)「創る力」を策定し、冷蔵倉庫事業は「事業モデルの創造」、食品販売事業は「新たな食の価値の創出」を方針とし、最終年度(2023年9月期)に「連結売上高1,310億円」「連結営業利益60億円」「EBITDA120億円」の定量目標およびサステナビリティ目標達成に向け、各重点施策に取り組んでおります。
 その結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の連結経営成績は、売上高83,034百万円(前期比3.6%減)、営業利益2,394百万円(前期比4.3%減)、経常利益3,161百万円(前期比11.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,079百万円(前期比18.5%増)となりました。

 セグメントごとの業績は次のとおりです。
(冷蔵倉庫事業)
 当第3四半期連結累計期間は減収減益となりました。4月以降、冷凍食品を中心に入出庫量は回復傾向にあるため、荷役料は増加となりました。在庫量も回復傾向にありますが、コロナ禍による荷動きの停滞から、非常に高い在庫水準で推移した前期との比較では保管料が減少し、減益となりました。タイの連結子会社THAI YOKOREICO.,LTD.は、主要品目の畜産品の出庫量が回復傾向にあるなか、コロナ禍によるワーカー不足やメーカーの在庫調整によって入庫量の減少は続いており、在庫を押し下げたため減益となりました。
 以上の結果、冷蔵倉庫事業の業績は、売上高21,057百万円(前期比1.0%減)、営業利益4,688百万円(前期比6.9%減)となりました。

(食品販売事業)
 当第3四半期連結累計期間は減収増益となりました。コロナ禍のなか、水産品、畜産品、農産品ともに、在庫を抑えながら利益重視の堅調な販売を継続し、増益となりました。ノルウェー養殖事業は、トラウトの商品単価の低迷およびシーライス(寄生虫)除去に伴う生産コストの大幅な増加により減益となり、利益を圧迫する要因となりました。
 以上の結果、食品販売事業の業績は、売上高61,933百万円(前期比4.5%減)、営業損失24百万円(前期は492百万円の損失計上)となりました。
 なお、2021年7月28日に開催された取締役会において、食品販売事業の重要な柱であるノルウェーサーモン事業の拡大・強化を図ることを目的として、ノルウェー養殖事業再編の検討を開始することを決議しました。

(略)

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