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乾汽船/24億700万円の経常黒字化(2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高  営業利益  経常利益 当期純利益

2022年3月期第1四半期 7,928 84.8   2,374 -   2,407 -  2,187 -
2021年3月期第1四半期 4,290 △25.2  △812 -  △812 -  △807 -
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 2,055百万円 (-%) 2021年3月期第1四半期 △718百万円 (-%)

(略)

(1)経営成績に関する説明
 当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、外航海運事業におけるハンディ船市況の大幅な上昇等により、売上高は前年同期比3,637百万円増収(+84.8%)の7,928百万円、営業利益は前年同期比3,186百万円増益の2,374百万円、経常利益は前年同期比3,220百万円増益の2,407百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比2,994百万円増益の2,187百万円となりました。
当社グループのセグメント別の業績は以下のとおりであります。
①外航海運事業(ロジスティクス)
 外航海運事業におけるハンディ船市況は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による下落から回復し、損益分岐点を大きく上回る水準で推移いたしました。
 このような状況下、当社グループの外航海運事業におきましては、ハンディ船市況の大幅な上昇等により売上高は前年同期比3,550百万円増収(+164.2%)の5,714百万円、セグメント利益は前年同期比3,205百万円増益の2,033百万円となりました。

②倉庫・運送事業(ロジスティクス)
 物流業界におきましては、貨物保管残高は前年同期をやや下回る水準で推移し、貨物取扱量は前年同期と概ね同水準で推移いたしました。
 このような状況下、当社グループの倉庫・運送事業におきましては、連結子会社の引越業において、新型コロナウイルスの感染拡大により需要の低迷が継続しておりますが、事務所移転の取扱高の持ち直しにより、売上高は前年同期比106百万円増収(+10.9%)の1,082百万円、セグメント利益は前年同期比70百万円増益の11百万円となりました。

③不動産事業
都心部の賃貸オフィスビル市況は、低水準で推移しておりました空室率が上昇しており、今後も、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとしたテレワークの普及により、オフィス需要の鈍化が懸念されます。その一方で、東京23区の賃貸マンション市況については引き続き堅調に推移しております。
このような状況下、当社グループの不動産事業におきましては、既存賃貸物件は概ね安定して高稼働を維持しておりますが、シェア型企業寮である月島荘はその特性から若干の稼働率低下があり、売上高は前年同期比20百万円減収(△1.8%)の1,131百万円、セグメント利益は前年同期比18百万円減益(△3.0%)の609百万円となりました。

(略)

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