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福山通運/経常利益は前年比25%増(2022年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2022年3月期第1四半期 71,669 4.1   6,312 27.9   6,910 25.0  4,666 26.8
2021年3月期第1四半期 68,832 △4.4  4,936 △5.3  5,526 △3.3  3,678 17.9
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 5,781百万円 (0.2%) 2021年3月期第1四半期 5,772百万円 (126.9%)

(略)

(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナワクチン接種の普及による経済活動の正常化など、景気の回復に期待が寄せられるなか、大都市を中心とした3度目の緊急事態宣言の発出とまん延防止等重点措置の適用により、経済活動は制限され、依然として厳しい状況で推移してまいりました。
貨物自動車運送業界におきましては、新たな生活様式に伴う消費活動の変化を背景にEC物流が拡大し、企業間物流も回復の兆しが見え始めたものの、労働環境の改善、環境・安全対策への対応や燃料価格の高騰がコスト増加要因となり、先の見通せない厳しい経営環境下にありました。
このような状況のもと当社グループにおきましては、DX戦略に基づいた業務改革に加え、各事業において営業施策の推進により取引先の拡大を図ってまいりました。
以上の結果、売上高は716億69百万円(前年同四半期比4.1%増)、営業利益は63億12百万円(前年同四半期比27.9%増)となり、経常利益は69億10百万円(前年同四半期比25.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は46億66百万円(前年同四半期比26.8%増)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
セグメント別に見た事業の概況は次のとおりであります。
運送事業におきましては、4月に福井越前営業所(福井県)を開設し、輸送品質向上のための集配拠点整備に努めてまいりました。また、昨年度に引き続き、配送ルートや構内作業における一層の自社化を推進し、生産性の向上に取り組んでまいりました。
以上の結果、売上高は629億67百万円(前年同四半期比4.1%増)、営業利益は57億84百万円(前年同四半期比30.0%増)となりました。
流通加工事業におきましては、庫内の稼働率の向上と作業効率の改善に努めてまいりました。
以上の結果、売上高は47億81百万円(前年同四半期比4.4%増)、営業利益は8億7百万円(前年同四半期比3.8%増)となりました。
国際事業におきましては、海上輸送の混乱や景気回復の遅れから通関事業及びフォワーディング事業における取扱いは減少しましたが、海外でのトラック配送需要の拡大により国際運送事業は好調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は25億20百万円(前年同四半期比27.9%増)、営業利益は1億54百万円(前年同四半期比96.7%増)となりました。
その他事業におきましては、各事業ともに完全な回復には至らず、また、売上高については「収益認識に関する会計基準」等を適用したことにより減少いたしました。
以上の結果、売上高は14億0百万円(前年同四半期比21.7%減)、営業利益は4億51百万円(前年同四半期比21.0%減)となりました。

(略)

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