南総通運/経常利益は前年比5・5%増(2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 営業収入 営業利益 経常利益 当期純利益 2022年3月期第1四半期 3,738 11.3 376 6.5 370 5.5 296 52.12021年3月期第1四半期 3,358 △8.4 353 △24.9 351 △24.5 195 △35.4(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 280百万円 (19.4%) 2021年3月期第1四半期 234百万円 (△17.1%) (略) (1)経営成績に関する説明当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の猛威に見舞われ、政府による「緊急事 態宣言」の発令が繰り返される一方、政府や地方自治体は職域を含むワクチン接種を進めておりますが、今後の感染拡大などにより経済活動が抑制された場合は、実質経済成長率は下振れする可能性は高く、雇用・所得環境の悪化を受けて個人消費は減少、企業業績の悪化や内外経済の不透明感は強まり、設備投資の減少は継続すると懸念され、当面の間は経済環境の回復には至らない様相を呈しております。物流業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の現況下、半導体の不足などによる製造業の生産活動停滞と、 人の移動制限等による個人消費低迷の影響による全体的な国内輸送需要の停滞が継続の一方、巣ごもり需要を背景としたEC市場は依然として堅調であり、宅配便の取扱個数は順調に推移しているものの、輸送の小口化によるトラック積載率の低下、待機時間の長時間化によるドライバー拘束時間の懸念と恒常化しつつあるドライバー不足等、物流業界にとっては厳し い環境が継続している状況となっております。このような経営環境の下で当社グループは、お客様の立場に立ったより良い物流サービスを提案、提供し、既存顧客との取引拡大と新規顧客の開拓を積極的に推進するとともに、コスト削減のため輸送の効率化と経費節減にも積極的に取組んでまいりました。 この結果、当第1四半期連結累計期間の営業収入は、3,738百万円(前年同四半期比11.3%増)となり、営業利益は376百万円(前年同四半期比6.5%増)、経常利益は370百万円(前年同四半期比5.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は296百万円(前年同四半期比52.1%増)となりました。 (略)