大東港運/売上高は前年比27・2%減、経常利益は前年比20・9%増(2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2022年3月期第1四半期 4,094 △27.2 262 30.7 287 20.9 191 19.72021年3月期第1四半期 5,620 △3.6 200 △11.4 237 △5.7 160 △15.7(注) 包括利益 2022年3月期第1四半期 206百万円( 39.4%) 2021年3月期第1四半期 147百万円( △13.7%) (略) (1)経営成績に関する説明当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスのワクチン接種が開始される傍ら、感染拡大は止まず3回目の緊急事態宣言が発令されるなど、個人消費は外食・宿泊・娯楽等の対面型サービスを中心に弱含みとなりました。その一方で、鉱工業生産は、国内外の経済活動の持ち直しを受け回復しました。海外経済においては、中国は順調に回復、米国は急速なワクチン接種に伴い経済正常化が加速、欧州も回復傾向となりました。かかる環境下、物流業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの輸入は中国を中心にアジアからは復調、米国・欧州からはおおむね横ばいとなりました。輸出に関しては海外経済の復調に伴い、緩やかに回復しました。その中で当社取扱いの大きな部分を占める食品の輸入は、前年に比べて畜産物・水産物・農産物は原料を中心に減少となりましたが、その他食品が増加いたしました。また、鋼材の国内物流取扱いにおいては増加となりました。このような状況の中、当企業集団は「『ありがとう』にありがとう」のコーポレートフィロソフィーの下で、第7次中期経営計画「独自の価値創造」~Develop inherent value~の諸施策および新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでまいりました。その結果、当第1四半期連結累計期間における営業収益は、4,094,408千円(収益認識基準変更以前では、前年同期間比3.6%増の5,825,226千円)となりました。また経常利益は、前年同期間比20.9%増の287,108千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期間比19.7%増の191,608千円となりました。 セグメント別の営業状況は、次のとおりであります。[輸出入貨物取扱事業]輸出入貨物取扱事業は、営業収益は3,232,817千円(収益認識基準変更以前では、前年同期間比0.1%増の4,912,467千円)となり、セグメント利益は前年同期間比3.8%増の500,405千円となりました。 [鉄鋼物流事業]鉄鋼物流事業は、営業収益は428,232千円(収益認識基準変更以前では、前年同期間比57.8%増の428,232千円)となり、セグメント利益は34,197千円(前年同四半期はセグメント損失15,452千円)となりました。 [その他事業]その他事業は、営業収益は433,357千円(収益認識基準変更以前では、前年同期間比10.1%増の484,526千円)となり、セグメント利益は12,744千円(前年同四半期はセグメント損失3,036千円)となりました。 (略)