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シービーアールイー/実質賃料の上昇基調が続くが、テナントの選別傾向は強まる(「ロジスティクス マーケットビュー2021年第2四半期)

物流不動産・施設 2023.06.17

実質賃料の上昇基調が続くが、テナントの選別傾向は強まる

【主なポイント】

首都圏大型マルチテナント型物流施設(LMTの空室率は前期から+0.4ポイントの1.5%。需要の大勢を占めたのは物流企業による拡張や新規開設で、一棟借りも複数あった。実質賃料は4,470円/坪、対前期比0.2%上昇。一方、立地やスペックに見合わない賃料設定の物件は、今後リーシングが長期化する可能性がある。

近畿圏LMTの空室率は対前期比0.2ポイント低下の1.7%、2015Q1以降で最低値となった。実質賃料は4,050円/坪、対前期比0.7%の上昇。

中部圏LMTの空室率は6.5%、対前期比2.1ポイントの低下。テナントの動きは回復してきたが、実質賃料は横ばいの3,590円/坪。

福岡圏LMTの空室率は、2019Q2以来続く0.0%を今期も維持。安定した需要を背景に、実質賃料は3,200円/坪、対前期比+0.9%と、高い上昇率が続いている。

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