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丸新運輸/設立71年の丸新運輸が「LIS」に社名変更、娘の岩瀬純子氏が社長に

人事・組織 2023.06.17

設立71年の丸新運輸が「LIS」に社名変更、娘の岩瀬純子氏が社長に

配送中の物流不動産情報収集など業務改革進展、3年後の都市型物流施設建設を新体制で

昨年設立70年を迎えた老舗の運輸会社、丸新運輸株式会社(本社:東京都港区海岸3-6-30、代表取締役社長:岩瀬和夫)は8月1日付で社名を株式会社LIS(リス)に変更するとともに、副社長の岩瀬純子が代表取締役社長に昇格します。丸新運輸は2019年10月にイーソーコ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:遠藤文)と資本・業務提携し、物流不動産ビジネスを取り入れた業務改革を実行中です。24~25年には多目的倉庫の新社屋「LIS Terminal」建設とテナント収益拡大を予定していることから、社長の娘である純子副社長が3代目社長となり、大手の寡占化が進む物流・倉庫業での存在感の発揮と一層の発展の舵を取ります。和夫社長は代表権のある取締役会長に就任します。
新社名のLISは、リンケージ&レジット・インテリジェント・サービス(連携による本物の付加価値サービス)の頭文字から取ったもので、「MINATO LIS EXPRESS」の呼称、木の実を運ぶ動物のリスのロゴマークを含め、承継します。丸新運輸は、運送会社ネットワークによる「首都圏の緊急チャーター便」や印刷物・販促品の梱包発送・発送代行を行うとともに、プライバシーマーク(Pマーク)、古物商、産業廃棄物収集運搬業、特定信書便事業認可などを取得しており、東京都港区の有力運送会社となっています。イーソーコとの資本・業務提携後は、集荷情報と物流不動産情報を同時に収集し、タブレットやスマートフォンを活用してリアルタイムで送る「物流不動産ユーティリティードライバー」を育成し、生産性を高めています。

また、24~25年に建設予定の新社屋は6~7階建てで、イーソーコ総合研究所が提供する「マルチパーパスSOHKO」を施し、倉庫の生産性向上と不動産収益の拡大を両立させる都市型物流施設を計画しています。地域のニーズが高いコインランドリーや、週末のマルシェ(市場)なども検討しており、21年3月期に約4億5000万円の売上高を5年以内に10億円に拡大させる方針です。

新社長の略歴
氏  名  岩瀬 純子(いわせ じゅんこ)
生年月日  昭和54年(1979年)8月22日(41歳) 東京都出身
略  歴 
2000年3月 嘉悦女子短大 経営情報学科卒
2000年4月 アルプス電気株式会社入社
2005年10月 丸新運輸株式会社入社
2008年7月 出産のため退社
2012年5月 富士通コミュニケーションサービス株式会社入社
2014年5月 丸新運輸株式会社入社
2020年10月 取締役副社長
2021年8月 代表取締役社長就任予定

(写真=8月1日に株式会社LIS代表取締役社長に昇格する岩瀬純子)

(ご参考)
【丸新運輸株式会社の概要】
設立:1950年(昭和25年)8月
所在地:東京都港区海岸3-6-30
資本金:1400万円
事業内容:貨物運送、倉庫、利用運送、産業廃棄物収集運搬、古物商
売上高:4億5000万円(令和3年3月期)
代表取締役社長:岩瀬 和夫
電話:03-3451-2261
URL:http://www.lis-minato.com/

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