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メディパルホールディングス/メディセオとツルハと持続可能な社会を実現するための 新たな医薬品流通最適化モデル構築に向けた取組み

物流全般 2023.06.17

㈱メディセオと㈱ツルハ

持続可能な社会を実現するための 新たな医薬品流通最適化モデル構築に向けた取組みに関するお知らせ

株式会社メディパルホールディングス(東京都中央区、代表取締役社長:渡辺 秀一)の連結 対象の完全子会社である株式会社メディセオ(東京都中央区、代表取締役社長:長福 恭弘、以 下、メディセオという)は、2021年6月より株式会社ツルハホールディングス(札幌市東 区、代表取締役社長執行役員:鶴羽 順)の連結対象の完全子会社である株式会社ツルハ(札幌 市東区、代表取締役社長:八幡 政浩、以下、ツルハという)と「持続可能な社会を実現するた めの新たな医薬品流通最適化モデル構築に向けた取組み」(以下、本取組みという)を開始いた しましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1.取組みの背景と目的

地球温暖化による気候変動が全世界的な課題となる中、企業が行う事業活動においても SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)への意識と行動がますます 重要となっております。 メディパルグループでは、「医療と健康、美」の流通を支えるという事業活動そのものが持続 可能な社会の実現に貢献すると捉えており、SDGsにつながる取組みを推進しております。特 にCO2排出量の削減は喫緊の課題であり、営業・物流の一体改革により、流通全体の最適化を 図り、環境負荷の軽減を進めております。 このような中、メディセオとツルハは、気候変動対策を極めて重要な共通課題と捉え、以前よ り北海道と東北地方のツルハの店舗において、本取組みの実証実験を行ってまいりました。その 結果、物流分野におけるCO2排出量の削減と円滑な商品流通の両立ができることを確認し、全 国で実施していくことを決定いたしました。 本取組みにより両社にとって効率的なオペレーション体制を築き上げると共に、CO2排出量 の削減や、生産性の向上、働き方改革を進め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

2.本取組みにより期待できる効果

(1)CO2 排出量の削減

店舗ごとに最適な医薬品の在庫量を分析、管理することで両社間の受発注・納品業務を減 らし、車両燃料に起因するCO2排出量を削減する。

(2)生産性向上

医薬品の受発注、検品などの作業を効率化し、物流に係る従業員の労働生産性を向上させ るとともに、薬剤師の本来業務への時間を創出し、地域医療に貢献できる体制を構築する。

(3)働き方改革

納品・検品の回数を大幅に減らすことをはじめ、両社で効率的な物流を追求することによ り、多様化する働き方のニーズに対応できる環境を作る。

3.本取組みの時期および範囲

2021年6月より取組み可能な店舗から順次開始しております。また将来は、メディパルグ ループ各社により全国で展開してまいります。

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