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日本GLP/大阪府八尾市で「GLP 八尾1・2」を開発

物流不動産・施設 2023.06.17

大阪府八尾市で「GLP 八尾Ⅰ・Ⅱ」を開発
「GLP 八尾Ⅰ」は楽天が専用施設として利用

2021-06-15

 物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である日本GLP株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之、以下「日本GLP」)は、大阪府八尾市で総延床面積がそれぞれ約54,000㎡と約16,000㎡、総延床面積約70,000㎡の先進的物流施設「GLP 八尾Ⅰ・Ⅱ」の開発を行うことをお知らせします。「GLP 八尾Ⅰ」は、楽天グループ株式会社(以下「楽天」)が専用施設として一棟全体を利用します。「GLP 八尾Ⅱ」はシングルテナント向け施設として開発予定です。なお、「GLP 八尾Ⅰ」は2022年2月に着工、2023年2月に竣工、「GLP 八尾Ⅱ 」は2022年5月に着工、2023年4月に竣工を予定しています。

 また、楽天は「GLP 八尾Ⅰ」に加えて今年2月に着工した「GLP 福岡粕屋」一棟全体も専用施設として利用し、包括的な物流・配送サービスを構築するために両施設を活用する予定です。なお、両施設の運営を含む楽天の物流事業については、2021年7月に日本郵便株式会社と楽天が共に出資し共同運営するJP楽天ロジスティクス株式会社に承継される予定です。

 「GLP 八尾Ⅰ・Ⅱ」は、東大阪エリアでは希少な賃貸型先進的物流施設で、大阪外環状線に隣接し、近畿自動車道「東大阪南IC」「八尾IC」よりそれぞれ約4km、西名阪自動車道「藤井寺IC」から約6kmと、大阪市内だけでなく南近畿地域までアクセスが可能で、物流施設として優れた立地にあります。近鉄大阪線「高安駅」からは徒歩圏内で通勤も便利なことに加え、住宅地が隣接するため雇用確保の観点からも好立地と言えます。製造業や3PL企業からの需要も強く、大阪エリアの産業集積地域であるこの地域では、今後も物流施設への堅調な需要が続くとみています。

 両棟ともにBTS型として計画し、カスタマーのご要望に沿った満足度の高い施設を提供します。「GLP 八尾Ⅰ」においては、高度なマテハン設備の導入をはじめとする倉庫の自動化への対応や、空調設置により就労環境の快適性向上、カフェテリアの設置など従業員の方々の快適性の向上を図ります。「GLP 八尾Ⅱ」においても非常用発電機設置や空調対応など、豊富なオプションの中からご要望に合わせてカスタマーが選択し、施設スペックを充実させることが可能です。

 BCP面では、地震対策として耐震性能の高いブレース材を採用し安全性を確保するほか、浸水や液状化が発生しない地盤への対策を講じ、高い事業継続性を確保しています。

 日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「『GLP 八尾Ⅰ・Ⅱ』は大阪内陸部に位置し、西名阪自動車道、大阪外環状線などを利用した大阪市内および奈良や和歌山などの南近畿地域へのエリア・広域配送の物流拠点として極めて優れた立地にあります。物流企業からのニーズが旺盛な東大阪市に隣接し、東大阪トラックターミナルへのアクセスも良い、希少な先進的物流施設です。その立地の良さや、我々のこれまでの実績を評価いただき、この度、楽天に『GLP 八尾Ⅰ』を専用施設としてご利用をご決定いただき、『GLP 福岡粕屋』と併せて楽天の拡大するEC物流をサポートできますことを嬉しく思います。日本GLPはこれからも、カスタマーのニーズに合わせた最適な物流オペレーションを可能にする施設を提供し、業容拡大の一助となれるように邁進してまいります」と述べています。

 

 

 「GLP 八尾Ⅰ・Ⅱ」は、GLPがグローバルな政府系投資機関および年金基金からの出資により、2018年12月に設立した物流不動産開発ファンド「GLP ジャパン・ディベロップメント・パートナーズⅢ」による開発物件となります。日本GLPは本施設を含め関西で33件、大阪府下で合計18棟の物流施設を開発および運営しています。

■施設概要
施設名 :「GLP 八尾Ⅰ」
所在地 :大阪府八尾市郡川1丁目
敷地面積 :26,900㎡
延床面積 :54,000㎡
構 造:地上4階建て、耐震造
着工:2022年2月
竣工:2023年2月
認証取得 :CASBEE(新築)認証(予定)

施設名:「GLP 八尾Ⅱ」
所在地:大阪府八尾市郡川1丁目
敷地面積:7,700㎡
延床面積:16,000㎡
構 造:地上4階建て、耐震造
着工:2022年5月
竣工:2023年4月
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)

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