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ファンケル/関西圏に新たに物流拠点を設立、出荷能力が現状の 1.4 倍 翌日配送エリアも拡大

物流不動産・施設 2023.06.17

関西圏に新たに物流拠点を設立

出荷能力が現状の 1.4 倍 翌日配送エリアも拡大

株式会社ファンケルは、大阪府門真市に新たに設立した「ファンケル 関西物流センター」の稼働を6月8日(火) から開始します。出荷能力が現状の 1.4倍に拡大するほか、翌日配送エリアも拡大します。最新鋭の機器で省人化 が図られた、環境にも配慮した物流センターです。

<関西物流センター新設の背景>

当社は、中期経営計画の「広告先行成長戦略」(2015~2017 年度)や、「実行 2020」(2018~2020 年度)により、 売り上げが大きく伸長しました。また、新型コロナウイルスの感染拡大により、通信販売の利用が増えており、2020 年度の出荷量は 2015 年度と比べて約 130%となっています。 今後、日本国内では 5Gの普及などにより通信販売への需要増が見込まれます。また、今年度から開始した中 期経営計画「前進 2023」(2021~2023 年度)では、国内外で持続的な成長を目指しています。今回、国内外での 積極的な事業展開を支えるインフラ基盤を整備するために、物流センターを新設しました。

<関西物流センターの特長>

・ 出荷量が現在の 3.4万件/日から 5.0万件/日と能力が約1.4倍向上。「関東物流センター」から通信販売、 直営店舗に出荷する「ファンケル」の荷物量約 35%と、グループ会社「アテニア」の全製品を出荷します。

・ 九州や四国、中国エリアの翌日配送を実現。配送費も年間約 2.3 億円削減する見込みです。

・ 「パレット自動倉庫」や「ケース自動倉庫」などを導入して、入荷や保管、補充作業人員を約 65%削減※。 製品の搬送ラインでは「ピッキングロボット」などを導入して自動化を進め、作業人員を約 40%削減※しまし た。自動化が図られた最新鋭の物流センターです。

※すべて「関東物流センター」比 ・ 屋上全面にファンケルグループで最大規模となる太陽光パネルを設置しました。関西物流センターで使用 する電力の約 16%をまかないます。

・ 特例子会社「ファンケルスマイル」の分室を設置。門真市に初めて設置された特例子会社で、多様な人材 が活躍する物流センターです。

・ 「見学者通路」※を設置しました。お客様に配送する際の当社のスタンスメッセージ「正直品質。」を体現する 細やかな気配りと工夫を直接ご見学いただけます。

※受付はコロナの状況を見ながらHPでお知らせします。

ファンケルグループは 2030 年に目指す姿として「VISION2030」を掲げ、世界中の多くのお客様の美しく健 康で豊かな生活を支え、信頼され愛される企業集団となることを目指しています。インフラ基盤を強化して、「い つまでも美しく健康でありたい」というニーズに応え、さらなる成長を目指してまいります。

(略)

■関西物流センター 概要

【正式名称】 ファンケル 関西物流センター

【所 在 地】 大阪府門真市大字北島東町 2-10

【敷地面積】 10,629 ㎡(約 3,215 坪)

【延床面積】 17,051 ㎡(約 5,158 坪、倉庫部分:4,546 坪/事務所:612 坪)

【建物階数】 重量鉄骨造、地上 4 階

【投資規模】 約 40 億円

【稼働開始日】 2021 年 6 月 8 日(火)

【ア ク セ ス】 第二京阪道路門真ICより 1.2km/大阪メトロ長堀鶴見緑地線「門真南駅」より徒歩 15 分

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