NEWS

物流ニュース

日本GLP/兵庫県尼崎市で「GLP 尼崎3」を竣工

物流不動産・施設 2023.06.17

兵庫県尼崎市で「GLP 尼崎III」を竣工
株式会社関通が専用施設として一棟利用

2021-06-02

物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である日本GLP株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之(以下「日本GLP」))は、本日、兵庫県尼崎市で延床面積約17,000㎡の先進的物流施設「GLP 尼崎III」の竣工式を執り行いましたので、お知らせします。「GLP 尼崎III」は、大手3PL企業である株式会社関通(本社所在地:大阪府東大阪市、代表取締役:達城 久裕(以下「関通」))が着工前に賃貸借予約契約を締結し、専用施設「D2C物流センター」として稼働します。

「GLP 尼崎III」は、阪神高速3号神戸線「尼崎西IC」から約1km(或いは阪神高速道路5号線「尼崎末広」より約1.6km)、国道43号線から約650mに位置し、大阪市内および神戸市内に向けた物流拠点として優れた立地にあります。また、阪神電鉄本線「尼崎センタープール前駅」から約1kmに位置し、路線バスの停留所も近く、住宅エリアからも至近であることから、雇用確保の面においても恵まれています。さらに、周辺には食品流通系企業や工業メーカー系、物流企業などが集積しており、先進的物流施設へのニーズが高いエリアと言えます。

「GLP 尼崎III」施設の特徴としては、入居企業である関通のニーズに応え、明るく清潔感のある建物外観を演出するため白色を多く用いるほか、エントランスには自然のぬくもりを感じる木目調を採用しています。また、見晴らしのよい最上階(4階)へ事務所を集約し、女性用洗面所にはパウダースペースを整備してアメニティーを充実させているほか、庫内には空調と超大型シーリングファンを設置するなど、働く環境の快適性を高めています。BCP対策としては、受変電設備の設置位置を通常より高くすることにより洪水対策を施しています。

関通はすでに尼崎市内に複数の物流拠点を有していますが、尼崎エリアでの業務のさらなる拡大に伴う新たな施設ニーズを抱えており、「GLP 尼崎III」を物流拠点として関西圏の業容拡大を推進される予定です。関通は立地の優位性や個別ニーズへの柔軟な対応を評価し、「GLP 尼崎III」への入居を決定しました。関通が日本GLPの施設を利用するのは初めてです。

日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「尼崎市内において『GLP 尼崎』、『GLP 尼崎II』に続く3棟目となる『GLP 尼崎III』は、広域配送のみならずエリア配送拠点としても恵まれた立地にあります。今回このアクセスの良さや、我々が尼崎エリアで培ってきた経験と実績を評価いただき、関通様にご入居の決定をしていただいたこと、大変嬉しく思います。引き続き、カスタマーの物流オペレーションの効率化向上の一助となる施設を提供し、地域コミュニティの一層の発展に向けて努力して参ります」と述べています。

「GLP 尼崎III」外観

「GLP 尼崎III」外観

「GLP 尼崎III」は、GLPがグローバルな政府系投資機関および年金基金からの出資により、2018年12月に設立した物流不動産開発ファンド「GLPジャパン・ディベロップメント・パートナーズIII」による開発物件となります。日本GLPは本施設を含め兵庫県下で合計13棟の物流施設を開発および運営しています。

■施設概要
施設名:「GLP 尼崎III」
所在地:兵庫県尼崎市道意町6丁目
敷地面積:8,447.22㎡
延床面積:17,256.42㎡
構 造:地上4階建て、耐震S造
着工:2020年5月
竣工:2021年5月
認証取得:CASBEE(新築)認証

Translate »