大和物流/「(仮称)一宮丹陽町物流センター」を着工 物流不動産・施設 2023.06.17 「(仮称)一宮丹陽町物流センター」を着工します ■愛知県に12 拠点目となる物流施設を開発 大和ハウスグループの大和物流株式会社(本社:大阪市西区、社長:木下健治)は、2021年6月1日、愛知県一宮市において物流施設「(仮称)一宮丹陽町物流センター」を着工します。 【完成予想図】 1. 開発の背景 近年、加速するECへの対応や物流効率化を目的とした配送網の見直し等から、物流施設の需要が拡大しています。中部エリアにおいても、新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要の増加を受け、空室率は低い水準で推移するなど、今後も底堅い需要が見込まれます。 当社においては、愛知県を中心に中部エリアの物流基盤強化を図るため、総延床面積約37,100㎡(11,223坪)の大型物流施設「小牧物流センターⅠ」及び「小牧物流センターⅡ」など、県内に11ヵ所、総延床面積約159,145㎡(約48,141坪)の物流施設を運営しています。 そしてこのたび、今後のさらなる物流需要の増加を見据え、「(仮称)一宮丹陽町物流センター」(以下「本センター」)を開発する運びとなりました。 2. 本センターの特長(1)市内配送と広域輸送を両立する物流適地 本センターは、名古屋高速16号一宮線「西春インターチェンジ」から約1.5kmに位置し、主要都市である名古屋市内への配送拠点として最適な立地です。 また、名神高速道路「一宮インターチェンジ」から約2.4 kmとアクセスに優れ、中部エリアのみならず、東西広域への交通利便性も高い物流適地にあります。 【地図】 (2)効率的な入出庫を実現する施設仕様 本センターは、低床式ホームで、建材や機械などの重量物の取扱いに最適な床荷重2.0t/㎡の仕様を採用します。 また、トラックバース直結の貨物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ2基設置するため、効率的な荷役業務が可能です。 【配置図(1階)】 3. 今後の運用 本センターは、2022年5月末の竣工を予定しており、竣工後は交通利便性と充実した施設仕様を活かし、中部エリアに拠点を置くメーカーや流通業者向けの保管・輸配送拠点として当社が運営してまいります。 4. 施設概要名称:大和物流株式会社「(仮称)一宮丹陽町物流センター」所在地:愛知県一宮市丹陽町五日市場字天上7番他敷地面積:11,272.62㎡(約3,409.97坪)延床面積:17,438.12㎡(約5,275.03坪)構造・規模:鉄骨造 地上3階建て 低床式床荷重:2.0t/㎡搬送設備:貨物用エレベーター2基(3.5t:1基、4.5t:1基)、垂直搬送機2基(1.5t)アクセス:名古屋高速16号一宮線「西春インターチェンジ」から約1.5km、名神高速道路「一宮インターチェンジ」から約2.4km最寄り駅:JR東海道本線「稲沢駅」から約2.7㎞着工:2021年6月1日竣工:2022年5月末予定稼働:2022年6月予定施主:大和物流株式会社設計・施工:大和ハウス工業株式会社運営:大和物流株式会社URL:https://www.daiwabutsuryu.co.jp/center/ichinomiya-tanyocho ●大和物流について 当社は1959 年に大和ハウス工業株式会社の物流子会社として設立し、今年で創立62 年を迎えます。建築・建材物流をコア事業とした総合物流業のほか、お客さまのニーズに合わせた物流施設開発を全国で進め、現在、自社で管理・運営する物流施設は、97ヵ所・総延床面積約28.9万坪(2021年3月末時点)に上ります。また、日本国内のみならず、グローバルへの展開も積極的に進めています。