大和物流/「滋賀物流センター」の建て替え工事が完了 物流不動産・施設 2023.06.17 「滋賀物流センター」の建て替え工事が完了しました ■延床面積を 5 倍に拡大し、保管・作業能力を増強 大和ハウスグループの大和物流株式会社(本社:大阪市西区、社長:木下健治)は、滋賀県湖南市において物流施設「滋賀物流センター」の建て替え工事を進めておりましたが、2021年5月31日に竣工しましたので、お知らせします。 【滋賀物流センター】 1. 建て替えの概要 滋賀県は、北陸・中京・京阪神の三経済圏を結ぶ交通の要衝であり、広域交通の利便性などから、製造業の拠点が多く、物流ニーズも高い地域となっています。 当社では、2003年5月、滋賀県湖南市に滋賀物流センター(以下「本センター」)を開設し、建材や住宅設備機器の保管・輸配送拠点として稼働を開始しました。2018年1月には、お取引先様のエリア内物流拠点集約等に対応するため、敷地内に別棟を増築しました。 そしてこのたび、今後のさらなる物流ニーズの多様化を見据えた、物流基盤強化を目的に、本センターを平屋建てから地上3階建てにし、延床面積を約5倍に拡大する建て替え工事を行いました。本センターの総延床面積は、別棟を含めて18,788㎡(約5,683坪)となります。 2. 本センターの特長(1)重量物の取扱いに最適な仕様 トラックバースは、低床式ホームを採用し、建材や電気機械などの重量物の取り扱いに最適な仕様にしました。倉庫内には貨物用エレベーター2基と垂直搬送機1基を設置することで、効率的に貨物を搬送できます。また、奥行10mの庇を備えているため、天候に左右されない入出庫が可能です。 (2)生産拠点に近く交通利便性に優れた立地 本センターは、名神高速道路「竜王インターチェンジ」から約10㎞、「栗東湖南インターチェンジ」から約11㎞の距離に位置するとともに、国道1号へのアクセスに優れています。また、滋賀県内最大級の工業団地「湖南工業団地」に隣接し、企業の生産拠点が数多く立地していることから、製造業向けの物流拠点としても適しています。 3. 今後の運用 本センターは、広域交通の利便性を踏まえ、関西エリアに拠点を置くメーカーや流通業者向けに、効率的な保管・輸配送拠点として稼働します。また、沿岸部と比べて津波被害のリスクが少ない内陸部の立地特性を活かし、セキュリティ完備の文書保管倉庫としても運用します。 4. 施設概要名称:大和物流株式会社「滋賀物流センター」所在地:滋賀県湖南市朝国字東261-1敷地面積:14,722.85㎡(約4,453.66坪)延床面積:本棟:15,356.00㎡(約4,645.19坪)別棟: 3,432.00㎡(約1,038.18坪)合計:18,788.00㎡(約5,683.37坪)構造・規模:鉄骨造 地上3階建て 低床式床荷重:1階:2.0t/㎡、2・3階:1.5t/㎡搬送設備:貨物用エレベーター2基(3.6t:1基、4.6t:1基)垂直搬送機1基(1.5t)ア ク セ ス:名神高速道路「竜王インターチェンジ」から約10㎞、「栗東湖南インターチェンジ」から約11km最寄り駅:JR草津線「三雲駅」から約1㎞着工:2020年7月22日竣工:2021年5月31日稼働:2021年6月1日施主:大和物流株式会社設計・施工:大和ハウス工業株式会社運営:大和物流株式会社U R L:https://www.daiwabutsuryu.co.jp/center/shiga ●大和物流について 当社は1959 年に大和ハウス工業株式会社の物流子会社として設立し、今年で創立62 年を迎えます。建築・建材物流をコア事業とした総合物流業のほか、お客さまのニーズに合わせた物流施設開発を全国で進め、現在、自社で管理・運営する物流施設は、97ヵ所・総延床面積約28.9万坪(2021年3月末時点)に上ります。また、ベトナムの現地法人を軸にグローバルへの展開も積極的に進めています。