国土交通省/3月の特別積合せ貨物の輸送トン数は前年比107.2% 物流全般 2023.06.17 トラック輸送情報(令和3年3月分) 令和3年5月28日 1.特別積合せ貨物 (1)輸送トン数の概況調査対象24社の本月の輸送量は、5,980千トン(前月比121.1%(季節調整済み101.4%)、前年同月比107.2%)であった。平均稼働日数は25.1日(前月に比べて3.7日増加、前年同月に比べて1.1日増加)、稼動1日当たりの輸送量は、238千トン(前月比103.3%、前年同月比102.5%)であった。 (2)宅配便の概況調査対象14社の本月の宅配便貨物の取り扱い個数は、415,780千個(前月比120.3%(季節調整済み106.2%、前年同月比113.0%)であった。 (3)品目別及び地域別増減状況調査対象25社における品目別及び地域別輸送状況について、主な増減要因は、以下のとおりであった。品目別では、「金属製品」、「機械」、「化学工業品」、「食料工業品」及び「日用品」で2ヶ月連続の増加となった。地域別では、「関東地方」、「北陸信越」、「中部地方」、「近畿地方」及び「中国」で2ヶ月連続の増加となっている。 a.前月との比較 〇品目別工場・生産地からの貨物増が「農水産品」以外のすべての品目で、商社・問屋から出る貨物増が「日用品」で、倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「機械」及び「化学工業品」で、季節的需要増が「日用品」及び「宅配便」で、景気の影響による貨物増が「金属製品」及び「機械」で見られた。 〇地域別「東北」、「関東地方」、「北陸信越」、「中部地方」、「近畿地方」及び「中国」で貨物増となっている。 b.前年同月との比較 〇品目別工場・生産地からの貨物増が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」及び「日用品」で、商社・問屋から出る貨物増が「日用品」で、倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「機械」及び「化学工業品」で、景気の影響による貨物増が「日用品」で見られた。一方、倉庫から出る貨物減が「日用品」で見られた。 〇地域別「愛知」、「近畿」及び「中国」で貨物増となっている。 2.一般貨物 (1)地方運輸局等別輸送状況全国の一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者760社/調査対象事業者数968社)の輸送量は、前月比113.6%、前年同月比104.6%であった。 添付資料 公表資料(PDF形式:949KB)