NEWS

物流ニュース

横浜冷凍/売上高は前年比8・1%減、経常利益は前年比7・3%増(2021年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益    当期純利益

2021年9月期第2四半期 53,675 △8.1   1,854 △3.1  2,348 7.3    1,345 4.9

2020年9月期第2四半期 58,375 △19.0  1,914 △27.2  2,189 △23.8  1,282 △28.7

(注)包括利益 2021年9月期第2四半期 3,824百万円 (381.8%) 2020年9月期第2四半期 793百万円 (1,547.7%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間(2020年10月1日~2021年3月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス 感染症の拡大による影響から、引き続き厳しい状況が続いています。海外においても、各国で新型コロナウイルス 感染症のワクチン接種が開始されたものの、変異種による再拡大の恐れもあり、景気の先行きは不透明な状況で す。 当社が関わる食品業界では、2021年1月に緊急事態宣言が再発令され、極めて厳しい環境が続いております。 このような状況のなか、当社グループは2023年を最終年度とする中期経営計画(第Ⅰ期)「創る力」を策定し、 冷蔵倉庫事業は「事業モデルの創造」、食品販売事業は「新たな食の価値の創出」を方針とし、最終年度(2023年 9月期)に「連結売上高1,310億円」「連結営業利益60億円」「EBITDA120億円」の定量目標およびサステナビリテ ィ目標達成に向け、各重点施策に取り組んでおります。 その結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の連結経営成績は、売上高53,675百万円(前期比8.1% 減)、営業利益1,854百万円(前期比3.1%減)、経常利益2,348百万円(前期比7.3%増)、親会社株主に帰属する 四半期純利益1,345百万円(前期比4.9%増)となりました。 なお、当第2四半期末において、老朽化した箱崎物流センターの閉鎖に伴う特別損失227百万円を計上しており ます。 セグメントごとの業績は次のとおりです。

(冷蔵倉庫事業)

当第2四半期連結累計期間は減収減益となりました。前期はコロナ禍による荷動きの停滞から、非常に高い在庫 水準で推移しましたが、商社・メーカーなどの取引先が在庫の調整を行ったほか、海上コンテナ不足による貨物の 入船遅れから在庫量が減少し、減益となりました。タイの連結子会社THAI YOKOREI CO.,LTD.は、主要保管品目の 畜産品を主としてコロナ禍による労働者不足や生産調整により生産量が落ちたため、在庫が減少し減益となりまし た。 以上の結果、冷蔵倉庫事業の業績は、売上高13,944百万円(前期比2.1%減)、営業利益3,198百万円(前期比 9.6%減)となりました。

(食品販売事業)

当第2四半期連結累計期間は減収増益となりました。 水産品はコロナ禍のなか、在庫を抑え利益重視の堅調な販売を続け、鮭鱒、ホタテ、ウナギなど各主要品目で増 益となりました。 畜産品は外食向けの取扱いは減少しましたが、在庫を抑え、利益重視の販売を続けたため、チキン、ビーフは増 益となりました。ポークも収益性が改善し、微増益となりました。 農産品は量販向け・加工向けのイモ類が好調で増益となりました。 ノルウェー養殖事業は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う欧米での需要減少から商品単価が下がったことに 加え、シーライス(寄生虫)除去に伴う生産コストの増加により減益となりました。 以上の結果、食品販売事業の業績は、売上高39,705百万円(前期比10.0%減)、営業利益143百万円(前期は277 百万円の損失計上)となりました。

(略)

Translate »