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物流ニュース

日本水産/物流事業の営業利益は前年比2億1500万円増(2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高     営業利益   経常利益   当期純利益

2021年3月期 656,491 △4.9  18,079 △20.8  22,750 △11.8  14,452 △2.1

2020年3月期 690,016 △3.1  22,834 5.3    25,807 1.8   14,768 △4.0

(注) 包括利益 2021年3月期 20,009百万円( 100.8%) 2020年3月期 9,963百万円( △18.9%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

【当期の営業成績】

当連結会計年度におけるわが国経済は、4月からの緊急事態宣言に伴う自粛により、上半期の経済活動は大きく落 ち込みました。下半期に入り政府による各種経済対策の効果もあり企業収益や個人消費に改善傾向が見られたものの、 年末からの感染再拡大による緊急事態宣言が再び発出されるなど、未だ感染収束時期が見通せず先行き不透明な状況 が続いています。 世界経済(連結対象期間1-12月)につきましても、2月下旬から新型コロナウイルスの影響が徐々に顕在化し、3 月には米国や欧州各国で非常事態宣言やロックダウンが実施されたことなどにより、企業収益や個人消費が急激に落 ち込みました。4月下旬より規制が一部緩和され、経済活動は段階的に再開し改善傾向が見られましたが、10月頃か ら欧米において感染再拡大が見られるなど依然として厳しい状況が続いています。 当社および当社グループにおきましては、外出自粛により家庭内消費が増加したことで、家庭用食品の販売は国 内・海外とも堅調に推移しました。一方、外食・観光需要は急減し水産品・業務用食品の販売が減少、需要減により 水産市況が悪化したことに加え、コンビニエンスストア向け商品の売上にも影響しました。また、国内外の養殖事業 においても販売価格下落に加え減産もあり厳しい事業環境となりました。 このような状況下で当連結会計年度の営業成績は、売上高は6,564億91百万円(前期比335億24百万円減)、営業利益 は180億79百万円(前期比47億55百万円減)、経常利益は227億50百万円(前期比30億56百万円減)、親会社株主に帰属す る当期純利益は144億52百万円(前期比3億16百万円減)となりました。 当社および当社グループは、持続可能な水産資源から世界の人々を健康にすることを目指し、海洋環境への負荷を 低減する養殖事業の拡大・技術革新に取組んでいます。今後も養殖事業の高度化を進めるとともに、海外展開の加速、 急速に拡大したリモートワークや健康意識の高まりなどライフスタイルの変化に対応した商品を提供してまいりま す。 新型コロナウイルスへの対応につきましては、「在宅勤務」「WEB会議」などを組合せ「3つの密」にならない働き 方を継続するなど感染防止対策を徹底し、お取引先様や従業員の安全確保に努め、食品の生産・供給責任を果たして まいります。

(略)

セグメント別の概況は次のとおりであります。

(略)

④ 物流事業

物流事業につきましては、冷蔵倉庫事業、配送事業、通関事業を営んでおります。

<当連結会計年度の概況>

物流事業では売上高は166億71百万円(前期比75百万円増)となり、営業利益は22億2百万円(前期比2億15百万 円増)となりました。

・業務用顧客の荷動き低迷や入庫減少の傾向が続いているものの、大阪舞洲物流センター2号棟の新規稼働や 経費削減効果もあり増益となりました。

(略)

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