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ニッコンホールディングス/経常利益は前年比8・7%減(2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高    営業利益    経常利益   当期純利益

2021年3月期 182,536 △8.5  18,191 △12.9  20,572 △8.7  14,544 △13.0

2020年3月期 199,512 0.9   20,890 4.3    22,525 2.3   16,721 13.2

(注)包括利益 2021年3月期  19,667百万円 (55.0%) 2020年3月期  12,691百万円 (7.5%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響が長期化し ており、極めて厳しい状況が続きました。政府の各種施策により経済活動が段階的に再開されたことに伴い、 景気は緩やかな回復の動きが見られましたが、感染拡大による緊急事態宣言が再発令されるなど、先行きは 依然として不透明な状況で推移いたしました。 物流業界におきましては、総じて新型コロナウイルス感染症拡大の影響や、慢性的な労働力不足や競争の 激化などもあり、依然として厳しい経営環境が続いております。 当社グループにおいても国内外で新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて貨物取扱量が減少し、売 上高は前年同期比 8.5%減の 1,825 億 36 百万円となりました。 営業利益については、コスト削減や業務の効率化に努めましたが前年同期比 12.9%減の 181 億 91 百万円 となりました。 経常利益については、営業利益の減少に伴い前年同期比 8.7%減の 205 億 72 百万円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益については、経常利益の減少に加え固定資産売却益及び投資有価証券売 却益が減少したことにより前年同期比 13.0%減の 145 億 44 百万円となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。

運送事業

新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより貨物取扱量が減少した結果、売上高は前年同期比 9.7%減の 845 億 53 百万円となりました。営業利益は、人件費、燃料費及び外注費等の減少はありました が、売上高減少の影響を受け、前年同期比 9.9%減の 46 億 86 百万円となりました。

倉庫事業

新型コロナウイルス感染症拡大の影響はありましたが、継続的に行ってきた倉庫の新増設の効果等によ り保管貨物量が増加した結果、売上高は前年同期比 3.3%増の 320 億 83 百万円となりました。営業利益は、 減価償却費等が増加し、前年同期比 2.6%減の 75 億 49 百万円となりました。

梱包事業

新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより業務量が大幅に減少した結果、売上高は前年同期比 14.4%減の 401 億 36 百万円となりました。営業利益は、人件費や外注費等の減少がありましたが、売上 高減少の影響を受け前年同期比 36.2%減の 23 億 65 百万円となりました。

テスト事業

新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより業務量が減少した結果、売上高は前年同期比 7.9%減 の 204 億 63 百万円となりました。営業利益は、売上高の減少に加え昨年4月に稼働した研究開発棟の減 価償却費の増加などにより前年同期比 29.8%減の 28 億9百万円となりました。

(略)

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