大宝運輸/営業収益は前年比5・4%減、経常利益は前年比52・4%増(2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)) 決算短信 2023.06.17 2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)単位・百万円 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 2021年3月期 8,009 △5.4 175 65.0 188 52.4 116 87.3 2020年3月期 8,466 1.0 106 △45.1 123 △45.7 62 △59.4 (略) (1)経営成績に関する分析 ① 当期の経営成績 当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症拡大により緊急事態宣言が発出されるなど経済活 動は大きく制限されました。緊急事態宣言の解除以降、段階的に経済活動の再開の動きがみられたものの、感染の 再拡大による影響が顕在化しており、先行きは不透明な状況が続いております。世界経済につきましては、新型コ ロナウィルス感染症拡大の影響に加え、米中貿易摩擦の長期化により先行きは予断を許さない状況にあります。 わが国の運輸業界を取り巻く環境は、国土交通省により持続的に事業を行う際の参考となる標準的な運賃の告示 が行われましたが、新型コロナウィルス感染症の影響による輸送量の減少など、経営環境は一層厳しさを増してお ります。そのような中、仕事量の確保と労働環境の整備を図ると同時に、安全教育についてもより一層の充実を目 指し、今後もお客様に安心してご利用いただける質の高いサービスの提供に努めてまいります。このような経営環 境の中、前事業年度と比較して、営業収益は減少し、経常利益は新拠点立ち上げ費用が減少したことにより増益と なりました。 その結果、営業収益は80億9百万円(前期比5.4%減)、経常利益は1億88百万円(前期比52.4%増)、当期純利 益は1億16百万円(前期比87.3%増)となりました。 ② 次期の見通し 次期の業績予想につきましては、営業収益は80億50百万円(当期比0.5%増)、経常利益は3億円(当期比58.9% 増)、当期純利益は1億50百万円(当期比28.3%増)を見込んでおります。 (略)