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上組/日本ポート産業の「神戸魚崎冷蔵倉庫」を建替え

物流不動産・施設 2023.06.17

日本ポート産業株式会社「神戸魚崎冷蔵倉庫」建替えのお知らせ


 この度、当社子会社の日本ポート産業株式会社(以下、「JPI社」)は、「神戸魚崎冷蔵倉庫」(神戸市東灘区)の建替えを決定いたしました。
 同倉庫は、老朽化が進んでおり、今後予想される冷凍冷蔵倉庫の需要増加に対応し、お客様へ高品質なサービスを安定的に提供するべく建替えを行うもので、2022年12月の稼働を予定しております。
 新倉庫は、昨年竣工の「神戸住吉冷蔵倉庫」(2020年11月16日付「日本ポート産業株式会社 新倉庫竣工のお知らせ」)と同じく、「高効率で環境負荷の少ない施設」をコンセプトに、自然冷媒(アンモニア、CO2)を使用した冷却設備を設置しております。加えて、屋上一面に太陽光パネルを敷設し、新倉庫で使用する電力の一部を賄うことを計画しております。
 また、新型コロナウイルス感染症対策として非接触・換気強化に配慮した設計に加え、冷凍冷蔵保管・解凍・熟成等の機能を有したマルチ冷凍冷蔵倉庫となっております。
 なお、JPI社の収容能力は「神戸住吉冷蔵倉庫」と「神戸魚崎冷蔵倉庫」をあわせて既存倉庫の1.5倍となり、上記需要増加へ対応する予定です。
 環境に配慮した設備で持続可能な社会の実現の一助となることを目指すとともに、現在稼働中の「神戸住吉冷蔵倉庫」との効率的な運用を図り、お客様への高品質なサービス提供とさらなる企業価値の向上に努めてまいります。

【新倉庫の概要】

  名称      神戸魚崎冷蔵倉庫(仮称)
  住所      神戸市東灘区魚崎浜町16番地
  着工日     2021年7月1日(予定)
  竣工日     2022年12月31日(予定)
  建築面積    6,196.62㎡(予定)
  延床面積    23,799.80㎡(予定)
  収容能力    F級(-25℃) 22,100トン(予定)
          C&F級(-25℃~+5℃) 4,100トン(予定)
          C級(-2℃~+5℃) 7,300トン(予定)
          解凍庫(-2℃~+17℃) 350トン(予定)
          熟成庫(-2℃~+15℃) 1,100トン(予定)
  構造      鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 4階建
  主要設備    垂直搬送機4基、荷物用エレベーター1基
  冷凍冷蔵設備  自然冷媒ガス(アンモニア、CO2)方式を採用
  太陽光発電量  500kW(予定)

【完成予想図】

0216_日本ポート魚崎.jpg〈参 考〉
2020年11月16日発表:
「日本ポート産業株式会社 新倉庫竣工のお知らせ」
https://www.kamigumi.co.jp/news/2020/000219.html
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