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栗林商船/経常利益は前年比28・2%減(令和3年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

令和3年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           売上高    営業利益   経常利益  当期純利益

3年3月期第3四半期 31,057 △10.9  320 △45.3   604 △28.2  615 28.3

2年3月期第3四半期 34,851 △1.8   586 △49.1  841 △40.3  479 △54.9

(注) 包括利益 3年3月期第3四半期 1,528百万円( 190.6%) 2年3月期第3四半期 525百万円( -%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症流行直後の落ち込みから持ち直し つつあるものの、個人消費の落ち込みやインバウンド需要の消滅もあり、さらに11月後半から感染症のいわゆる第 三波が拡大してきたこともあり、不透明な状況が続いています。 海外においても、中国では感染の収束の気配はあるものの、米国や欧州では再拡大が続いており、厳しい状況が 続いています。 この様な経済情勢の中で当社グループは、海運事業においては北海道定期航路では、貨物全般に持ち直しの動き がみられるものの前年には届かず、スポット貨物も低調でしたが、燃料費が想定よりも廉価に推移したことに加え て、コスト削減効果も寄与したことなどから減収、増益となりました。近海航路では市況は回復傾向にあり、三国 間定期航路も堅調に推移いたしました。 ホテル事業においては、段階的な経済活動の再開や観光支援事業によって業績の改善が見込まれましたが、新型 コロナウイルスの感染の再拡大により、大幅な減収減益となりました。 不動産事業においては概ね順調に推移しております。 以上の結果、売上高が前年度に比べて37億9千3百万円減(10.9%減)の310億5千7百万円、営業利益が前年度 に比べて2億6千5百万円減(45.3%減)の3億2千万円、経常利益が前年度に比べて2億3千7百万円減(28.2 %減)の6億4百万円の、親会社株主に帰属する四半期純利益が前年度に比べて1億3千5百万円増(28.3%増) の6億1千5百万円となりました。 セグメントの状況は、以下のとおりであります。

(海運事業)

新型コロナウイルス感染症流行直後の落ち込みから持ち直しつつあるものの、北海道定期航路では主要貨物の紙 製品の輸送需要の減少は大きく、一般雑貨やスポット貨物も伸び悩み、全般的に貨物輸送量は前年を下回り、売上 高は減収となりました。しかし燃料費が予想より廉価に推移したことやコスト削減効果も寄与して、増益となりま した。また近海航路では、市況は回復基調にあり、三国間定期航路も堅調に推移いたしました。これらの結果、売 上高は前年度に比べて28億2千7百万円減(8.6%減)の300億4百万円となり、営業費用は前年度に比べて29億3 千3百万円減(9.0%減)の295億4千5百万円で、営業利益は前年度に比べて1億6百万円増の4億5千8百万円 となりました。

(ホテル事業)

新型コロナウイルス感染症拡大による宿泊需要の激減によって、令和2年4月26日から6月18日まで臨時休業と なり、その後の経済活動の再開や観光支援事業によって業績は改善したものの、11月から特に北海道で感染が再拡 大したことで再び宿泊客は減少し、大幅な減収、減益となりました。これらの結果、売上高は前年度に比べて9億 7千万円減(61.8%減)の5億9千9百万円となり、営業費用は前年度に比べて5億9千8百万円減(39.0%減) の9億3千4百万円で、営業利益は前年度に比べて3億7千1百万円減の3億3千4百万円の営業損失となりまし た。

(不動産事業)

前年度と同様に順調に推移し、売上高は前年度に比べて4百万円増(0.8%増)の5億1千3百万円となり、営業 費用は前年度に比べて5百万円増(1.6%増)の3億1千6百万円で、営業利益は前年度並みの1億9千6百万円と なりました。

(略)

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