上組/経常利益は前年比7・6%増(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 2021年3月期第3四半期 199,360 △5.7 17,942 △6.0 19,180 △7.6 13,228 △9.3 2020年3月期第3四半期 211,472 1.7 19,084 6.6 20,752 7.1 14,586 9.0 (注)包括利益 2021年3月期第3四半期 16,553百万円 (5.3%) 2020年3月期第3四半期 15,715百万円 (32.7% (略) (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費や生産の一部に持ち直しの動きがみられるものの、 新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の影響により設備投資や企業収益などが減少しており、景気の先行きは 依然として不透明となっております。 物流業界におきましても、国内貨物、輸出入貨物の取扱いは回復基調ではあるものの、長期化する新型コロナウ イルス感染症の影響により、経営環境は厳しい状態が継続しております。 このような状況下にあって当社グループは、神戸市に冷蔵倉庫を新たに建設するなど、国内外のネットワークを 強化し、物流を総合的にマネジメントできる企業として、顧客ニーズを取り込んだ物流サービスを行なってまいり ました。 この結果、当第3四半期連結累計期間における営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、前年同期 に比べて5.7%減収の1,993億60百万円となりました。利益面におきましても、営業利益は前年同期に比べ6.0%減 益の179億42百万円、経常利益は前年同期に比べ7.6%減益の191億80百万円となり、親会社株主に帰属する四半期 純利益は9.3%減益の132億28百万円となりました。 セグメント別の事業の状況は次のとおりであります。 [国内物流事業] 国内物流事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によりコンテナや自動車、工場構内物流などの取 扱いが減少し、国内物流事業部門の営業収益は前年同期に比べて6.4%減収の1,632億83百万円、セグメント利益は 9.8%減益の152億85百万円となりました。 [国際物流事業] 国際物流事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、国際物流事業部門の営業収益は 前年同期に比べて3.8%減収の257億30百万円、セグメント利益は3.4%増益の10億74百万円となりました。 [その他] その他の事業におきましては、重量貨物の運搬据付業務が増加となりましたが、建設資材の取扱いが減少し、その 他の事業部門の営業収益は前年同期に比べて1.9%減収の208億36百万円となり、セグメント利益は、据付業務の増加 や不動産賃貸業における新規施設取得に伴う初期費用の減少により、44.5%増益の15億77百万円となりました。 (略)