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東都水産/冷蔵倉庫及びその関連事業は減収増益に(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第3四半期 79,291 △11.8  1,117 41.7  1,416 45.9  1,079 48.0

2020年3月期第3四半期 89,900 0.4   788 △0.7   970 △9.5  728 △1.5

(注)包括利益 2021年3月期第3四半期  836百万円 (16.7%) 2020年3月期第3四半期  716百万円 (55.1%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が続くなか、各種 政策等の効果により、経済活動に持ち直しの動きが見られたものの、依然として厳しい状況が続いております。 卸売市場業界におきましては、海外での需要増加により仕入価格が高止まりし、水産資源の減少や魚の回遊水 域の変化による漁獲量の減少、さらに市場外流通の多様化とも相俟って取扱数量の減少が続くという厳しい事業環 境で推移するなか、新型コロナウイルス感染症の影響により宴会需要等が落ち込み、高単価商材を中心に急激な消 費の減速に直面いたしました。 このような状況のなか当社グループは、消費者ニーズと消費形態の変化の見極め、仕入先との協働、きめ細か い営業や販売先への協力、グループ会社間の連携、収益率を重視した効率的な集荷・販売に注力することにより、 経営基盤の強化を図ってまいりました。 また、消費者の食の安全安心への意識が一層高まるなかで、取引先の要望も多様化してきており、これに応え るべく集荷・販売への機動性確保と、消費者の皆様の豊かで魅力的な食生活の創出を第一義に考えた商品提供に取 り組んでまいりました。 当第3四半期連結累計期間の売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による飲食店等の営業自粛等に 伴う取扱数量の減少により、前年同四半期連結累計期間と比べ、11.8%減少の79,291百万円となりました。 売上総利益は減少したものの、人件費の縮減及び貸倒引当金の戻入等、販売費及び一般管理費の縮減に努めた結 果、営業利益は前年同四半期連結累計期間と比べ41.7%増加の1,117百万円となりました。 経常利益は、国内および海外のグループ各社が、新型コロナウイルス感染症の影響を被ることにより支給された 助成金収入等により、前年同四半期連結累計期間と比べ45.9%増加の1,416百万円、特別損失として投資有価証券 評価損29百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期連結累計期間と比べ48.0%増 加の1,079百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(略)

②冷蔵倉庫及びその関連事業

売上高につきましては、株式会社埼玉県魚市場の冷蔵倉庫の保管料収入等が増加したものの、AERO TRADING社の 売上高が減少したこと等により、前年同四半期連結累計期間と比べて21.3%減少の3,892百万円となりました。 営業利益は、売上総利益率の向上並びに販売諸経費等、販売費及び一般管理費の縮減に努めた結果、前年同四半 期連結累計期間と比べ、98.9%増加の441百万円となりました。

(略)

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