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トナミホールディングス/経常利益は前年比8・3%減(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            営業収益    営業利益   経常利益  当期純利益

2021年3月期第3四半期 100,082 △4.4  4,787 △13.0  5,344 △8.3  3,341 △12.5

2020年3月期第3四半期 104,662 0.6   5,502 △8.0  5,825 △7.2   3,819 △5.4

(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 4,432百万円( 14.0%) 2020年3月期第3四半期 3,888百万円(△22.6%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日、以下「当第3四半期」という。)における日本経 済は、経済活動の段階的な再開により持ち直しの動きもみられますが、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大の 影響により、引き続き厳しい状況で推移いたしました。 物流業界におきましても、国内貨物輸送量は10月から12月において回復傾向となっておりますが、新型コロナウ イルス感染症の影響による消費や生産の落ち込みの影響により、対前年では減少傾向となっております。また、労 働力不足への懸念についても、少子高齢化および、輸送の多頻度・小口化進展など構造的な課題は解消しておらず、 労働環境の改善対応にともなう人件費や必要コストの増大への対応など、厳しい経営環境が続いております。 このような環境の中、当社グループは、本年が最終年度となる第21次中期経営計画(2018年4月1日~2021年3 月31日)において、「持続的な成長企業への進化!! Try & Growth “2020”」をスローガンのもと、働き方改 革を経営の中心に据え、社内環境の改善活動を進めるとともに、コロナショックにより激変した事業環境下におい ても、安定した事業継続にむけた経営基盤を確立するため、コストコントロールの強化による収益性の改善に努め ております。 物流関連事業においては、2020年7月31日付の新生倉庫運輸株式会社に続き、2020年12月21日付で本年度2社目 となる御幸倉庫株式会社について、グループ連結子会社化を行い、物流事業基盤の更なる強化を行いました。 また、貨物輸送量の対前年での減少傾向が続く中、事業部門間の営業情報を共有し、新規顧客拡販・既存顧客深 耕による事業収益の拡大と、多様化する荷主企業の物流ニーズに沿うサービスの提案を通じた3PL(サードパー ティロジスティクス)をはじめとする事業の拡大に努めました。 その結果、当社グループの当第3四半期における経営成績は、営業収益において100,082百万円と、前年同四半期 に比べ4,579百万円(4.4%)の減収となりました。 利益面におきましては、コストコントロール機能の強化として貨物輸送量の減少に応じた戦力の見直しと効率的 な運送形態の構築による輸送業務の内製化と、IoTを活用した事務作業の生産性向上などの取組みに注力すると ともに、貨物開発などの収益拡大取組による、利益基盤の再構築に努めましたが、営業利益は4,787百万円と、前年 同四半期に比べ715百万円(13.0%)の減益となりました。 経常利益は5,344百万円と、前年同四半期に比べ480百万円(8.3%)の減益となりました。 また、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,341百万円を計上し、前年同四半期に比べ477百万円(12.5%)の 減益となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 なお、以下におけるセグメント利益は営業利益ベースの数値であります。

①物流関連事業

当第3四半期における物流関連事業は、3PL事業の伸展などにより営業収益は91,753百万円と、前年同四半期 に比べ4,135百万円(4.3%)の減収となりました。 セグメント利益は、4,365百万円を計上し、前年同四半期に比べ633百万円(12.7%)の減益となりました。

②情報処理事業

情報処理事業における営業収益は2,252百万円を計上し、前年同四半期に比べ11百万円(0.5%)の減収となりま した。 セグメント利益は260百万円を計上し、前年同四半期に比べ106百万円(29.0%)の減益となりました。

③販売事業

物品販売ならびに委託売買業、損害保険代理業等の販売事業における営業収益は4,746百万円と、前年同四半期に 比べ410百万円(8.0%)の減収となりました。

また、セグメント利益は174百万円を計上し、前年同四半期に比べ0百万円(0.1%)の増益となりました。

その他、自動車修理業、その他事業などで営業収益1,329百万円を計上し、前年同四半期に比べ22百万円(1.6 %)の減収となりました。 セグメント利益は141百万円を計上し、前年同四半期に比べ42百万円(42.5%)の増益となりました。

(略)

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