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トランコム/売上高は前年比8・5%減、経常利益は前年比6・1%増(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第3四半期 113,348 △8.5  6,290 3.2   6,409 6.1  4,421 10.5

2020年3月期第3四半期 123,870 8.8   6,096 17.1  6,041 16.7  3,999 13.6

(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 4,659百万円 (15.3%) 2020年3月期第3四半期 4,039百万円 (23.3%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染の世界的な拡大に より、経済活動の抑制や輸出入の減少など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 一方で、外出自粛など巣ごもり需要による生活必需品の物流需要やネット通販市場は拡大を続けており、当社グ ループは従業員の健康と安全の確保を最優先として、社会生活や活動の根幹である物流を止めないという使命を持 ち、顧客やパートナー事業者と一体となって社会的責任を果たすべく対応いたしました。 このような状況の中、当社グループは、長期ビジョンとして「はこぶ」仕組みの創造を掲げ、広く多くの荷主・ 物流会社に利用されるプラットフォーム構築の実現を目指しております。この事業構想の核となる物流情報サービ ス事業の高度化を目的として、次世代DX拠点「TRANCOM Logistics Data LAB」を長野県長野市に新設しました。ま ずは、各情報センターの事務業務の集約を行い、ペーパーレス化を進めるとともに、更なるサービスレベル向上に 向けて、ビックデータを様々な角度から分析する機能を構築してまいります。 また、トラック輸送の長時間運行抑制が求められる中で、中継輸送や混載輸送など多様な「はこぶ」機能を強化 するための拠点開発を進めております。日本の中間地点である袋井市の既存拠点の優位性を活かした、最適な輸配 送を提供いたします。 当社グループの当第3四半期連結累計期間の連結経営成績は以下のとおりです。

(略)

ロジスティクスマネジメント事業は、一部拠点の業務縮小はありましたが、前期及び今期新規稼働拠点の寄与に 加え、既存拠点での生産性向上、個人宅配部門の物量増加により増収増益となりました。 物流情報サービス事業は、国内貨物輸送需要の減衰により前期と比べ約4割減少していた貨物情報数は回復基調 となりました。第3四半期会計期間における貨物情報数は前期比22.6%減少、空車情報数同12.3%増加、成約件数 同8.2%減少となりました。適正な人員配置や業務効率の向上、経費削減に継続して取り組んだ結果、第3四半期会 計期間においては減収ながら微増益となりました。 インダストリアルサポート事業については、新型コロナウイルス感染拡大に伴う顧客の生産減や工場閉鎖等の影 響を大きく受け、減収減益となりました。 その他に区分される海外拠点においては、2020年1月~9月の業績が連結されております。2019年10月に子会社 化したSergent Services Pte Ltdの連結化により売上高は増収しましたが、営業利益においては国内システム部門 における新技術習得費用の増加などにより、減益となりました。

(略)

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