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サンリツ/経常利益は前年比35・4%減(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益   経常利益  当期純利益

2021年3月期第3四半期 10,967 △11.7  459 △31.2  398 △35.4  323 △0.8

2020年3月期第3四半期 12,421 △5.7  667 △20.7  616 △20.8   326 △38.9

(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 347百万円 (6.8%) 2020年3月期第3四半期 325百万円 (△27.3%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間における世界の経済状況は、新型コロナウイルスの感染再拡大により、各国で再開さ れつつあった経済活動が再び制限され、先行き不透明な状況が続きました。日本においては、感染拡大の防止策と 同時に、各種支援策を実施することで、経済活動が維持されたものの、依然として感染拡大に歯止めがかからず、 世界経済同様に先行き不透明な状況が続きました。 物流業界におきましては、国際貨物は中国向け貨物においては回復の動きがみられたものの、感染の再拡大等の 影響を受け、全体としては低調に推移いたしました。国内貨物は消費関連貨物のマイナス幅は縮小したものの、依 然として感染拡大の影響により生産関連貨物を中心に低調に推移いたしました。 このような事業環境の中、当グループは工作機械の取扱いが大幅に減少したことに加え、その他製品の取扱いも 全般的に伸び悩み、厳しい状況が続きました。 なお、2019年9月に発生した台風15号及び10月に発生した台風19号の災害保険金収入として、特別利益1億78百 万円、災害による損失として特別損失6百万円を計上する一方、保有株式の時価の著しい下落により、投資有価証 券評価損として特別損失16百万円を計上いたしました。また、国内子会社において、特別退職金として特別損失40 百万円を計上いたしました。 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高109億67百万円(前年同期比11.7%減)、営業利益4 億59百万円(前年同期比31.2%減)、経常利益3億98百万円(前年同期比35.4%減)、親会社株主に帰属する四半 期純利益3億23百万円(前年同期比0.8%減)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。

① 梱包事業部門

工作機械の取扱いが大幅に減少したことに加え、その他製品の取扱いも全般的に伸び悩み、売上高、セグメン ト利益ともに減少いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高74億58百万円(前年同期比14.7%減)、セグメント利益7億3百万円 (前年同期比24.6%減)となりました。

② 運輸事業部門

工作機械及び医療機器の取扱いが大幅に減少したことにより、売上高、セグメント利益ともに減少いたしまし た。 この結果、当該部門の業績は、売上高15億38百万円(前年同期比18.6%減)、セグメント利益73百万円(前年 同期比0.2%減)となりました。

③ 倉庫事業部門

外部賃貸倉庫における小型精密機器の取扱い増加等の影響により、売上高、セグメント利益ともに増加いたし ました。 この結果、当該部門の業績は、売上高17億62百万円(前年同期比11.7%増)、セグメント利益3億89百万円 (前年同期比11.4%増)となりました。

④ 賃貸ビル事業部門

本社ビルの稼働率が低下したことにより、売上高は減少いたしました。 セグメント利益につきましては、定期修繕の減少により増加いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高2億7百万円(前年同期比3.7%減)、セグメント利益84百万円(前年 同期比11.2%増)となりました。

(略)

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