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日本GLP/神奈川県平塚市で「GLP平塚I」を竣工

物流不動産・施設 2023.06.17

神奈川県平塚市で「GLP平塚I」を竣工
中央物産株式会社が専用施設として利用

2020-12-07

物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である日本GLP株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之(以下「日本GLP」))は、 本日、神奈川県平塚市に先進的物流施設「GLP平塚I」の竣工式を執り行いましたので、お知らせします。
「GLP平塚I」は、中間流通業を営む中央物産株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:原 幸男(以下「中央物産」))の専用施設として稼働します。

施設の機能面では、スロープにより1・2階への直接アクセスが可能であることとともに、十分なバース数を設けることで、多様な用途に対応します。
そして庫内には危険物倉庫の設置や、作業効率向上のためのフォークリフト充電用電源の増設を行っています。
また、外観に白と黒の縦ストライプを用いて建物の視認性を高めています。
就労環境の面では、倉庫内の各階に超大型シーリングファン「ビッグアスファン(Big Ass Fans)」[2]を各階に4基ずつ合計16基を設置するほか、 目線が空に抜けていく縦長窓を採用して開放感のあるカフェテリアを設置し快適な環境を整えています。
BCP 面では非常用発電機を設置し、停電時にも倉庫としてのオペレーションが18時間以上可能です。環境面ではLED照明を採用することで省エネに向けた取組みを行っています。

「GLP平塚I」は、神奈川県平塚市と厚木市の市境に位置するツインシティ[1]大神地区内に所在します。
東名高速道路の「厚木IC」から約3.6km、新東名高速道路の「厚木南IC」から約2.2km と、広域配送に向けた物流拠点として優れています。
また、2023 年度に予定されている新東名高速道路の全線開通により、さらなる交通利便性の向上が見込まれます。

日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「以前より弊社の施設をご利用いただいている中央物産様に『GLP平塚I』を専用施設としてご利用いただけることを嬉しく思います。
作業効率の向上や働く環境に配慮した施設の仕様およびサービスを評価頂いたものと思います。
首都圏のみならず、中部や近畿などの広範な地域に向けた配送拠点として『GLP平塚I』をご活用いただき、 中央物産様の更なる事業拡大に向けて物流オペレーションをサポートして参ります」と述べています。

「GLP平塚I」外観

「GLP平塚I」は、GLPがCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)と2016年2月に50%対50%で設立した合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャーII」による開発物件となります。
現在、日本GLPは神奈川県下で本施設を含め合計14棟の物流施設を開発・運営しています。

■施設概要
施設名:「GLP平塚I」
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:19336.72㎡
延床面積:41,382.81㎡
構造:耐震・鉄骨造
着工:2019年10月
竣工:2020年11月
認証取得:CASBEE建築(新築)Aランク
以上

[1] 神奈川県平塚市の主導する都市開発計画。平塚市大神地区と、相模川を挟んだ神奈川県寒川町倉見地区とを新たな道路橋で結び、河の東西両地区が一体となった環境共生都市の整備を企図。

[2] 米国のBig Ass Fans Solutions社が製造するHVLS(High Volume「大風量・大容量」Low Speed「低回転速度」)ファン製品モデル群の総称

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