物流ニュース

日中欧 Sea & Rail 一貫輸送サービス 新ルート開発のトライアル輸送実施のお知らせ

当社は近年、中国-欧州間の新たな輸送ルートとして期待され本年度は飛躍的な増便によるルートの 充実、安定期を迎えている「中欧班列」を利用した日本発中国経由欧州向け複合輸送商品「日中欧 Sea & Rail 一貫輸送サービス」（登録商標済）について、更なる新規ルート開発の一環として、当社 が日本総代理店を務める武漢新港大通国際航運社の湖北省武漢港直行定期航路を利用したルートにつ いても検証してまいりました。 この程、武漢市政府は海外から武漢市を経由し、中欧班列を利用した欧州向け輸送サービスルート の構築を進めたい意向であることが判明いたしました。そこで、当社と共に日中欧 Sea & Rail 複合輸 送の商品開発を進めているシノトランスジャパン（株）との合同による日本発武漢経由欧州ドイツ向 けのトライアル輸送を実施する運びになりましたのでお知らせします。 また、武漢発の中欧班列便を利用することにより、豊富な向け地・便数によるスケジュールの安定 性が見込まれ、すでに商品化している厦門経由ルートとともに、多様化する顧客ニーズにも柔軟な対 応が可能となり、利便性が更に向上致します。 今回のトライアル輸送では 40 フィートコンテナ 1 本を名古屋港 11 月 27 日（金）出港予定の本船に て中国武漢港まで海上輸送したのち、武漢発ドイツ、デュイスブルグ行きの中欧班列に搭載し、12 月 23 日にデュイスブルグ到着、合計輸送日数 26 日間を計画しています。 当社は、今後も物流サービスの拡充を進めると共に、積極的なグローバル事業展開を図ってまいり ます。

以上