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栗林商船/1億1500万円の経常損失を計上(令和3年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

令和3年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益 経常利益 当期純利益

3年3月期第2四半期 19,921 △15.0  △276 -  △115 -  159 △38.6

2年3月期第2四半期 23,440 2.8   353 △9.8  488 △3.6  259 △46.7

(注) 包括利益 3年3月期第2四半期 70百万円( -%) 2年3月期第2四半期 △179百万円( -%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症再拡大の懸念はあるものの、緊急 事態宣言解除後は段階的な経済活動の再開によって持ち直しの動きが見られておりますが、景気の回復には程遠い 状況が続いております。 海外においても新型コロナウイルス感染症は依然拡大を続けており収束が見えていない中で、経済活動の段階的 な再開により、景気は持ち直しの期待があるものの、依然として厳しい状況が続いております。 この様な経済情勢の中で当社グループは、海運事業においては、北海道定期航路では、第1四半期に比べ取扱貨 物は持ち直しの動きが見えるものの厳しい経営環境が続いており、燃料費は前年に比べて減少いたしましたが、貨 物輸送量の低迷により減収、減益となりました。近海航路は、閑散とした市況が続いておりますが、三国間定期航 路は堅調に推移いたしました。 ホテル事業においては、訪日外国人客数の激減や経済活動の停滞により宿泊需要が低迷し、大幅な減収、減益と なりました。 不動産事業においては概ね順調に推移しております。 以上の結果、売上高が前年度に比べて35億1千9百万円減(15.0%減)の199億2千1百万円、営業利益が前年度 に比べて6億3千万円減の2億7千6百万円の営業損失、経常利益が前年度に比べて6億3百万円減の1億1千5 百万円の経常損失、親会社株主に帰属する四半期純利益が前年度に比べて1億円減(38.6%減)の1億5千9百万 円となりました。 セグメントの状況は、以下のとおりであります。

(海運事業)

北海道定期航路では、新型コロナウイルス感染症の影響によって景気は急速に悪化しましたが、段階的な経済活 動の再開によって持ち直しの動きが見られ、農作物などの一部の貨物輸送量は持ち直した一方で、主力貨物である 紙製品の輸送量は減少し消席率の低下を招き、厳しい経営環境となりました。燃料費については燃料油価格の下落 や減便の影響もあり、前年に比べて減少しましたが、貨物輸送量が前年同期を下回ったことで、減収、減益となり ました。近海航路では、市況は閑散としておりますが、中国では景気持ち直しの動きが続いており、三国間定期航 路は堅調に推移いたしました。これらの結果、売上高は前年度に比べて26億9千2百万円減(12.2%減)の193億9 千4百万円となり、営業費用は前年度に比べて23億7千3百万円減(10.8%減)の195億8百万円で、営業利益は前 年度に比べて3億1千9百万円減の1億1千3百万円の営業損失となりました。

(ホテル事業)

新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた緊急事態宣言による渡航規制や外出自粛等によって、宿泊需要が激 減して集客が困難となり、4月26日から6月18日までの間、臨時休業となりました。その後の段階的な経済活動の再 開や観光支援事業によって宿泊需要は持ち直しの動きが見られ、業績は改善してきましたが、宿泊者が週末や連休 に偏り、更に新型コロナウイルス感染症対策費用の計上もあり、減収、減益となりました。これらの結果、売上高 は前年度に比べて8億2千9百万円減(78.7%減)の2億2千4百万円となり、営業費用は前年度に比べて5億1 千8百万円減(50.7%減)の5億4百万円で、営業利益は前年度に比べて3億1千1百万円減の2億7千9百万円 の営業損失となりました。

(不動産事業)

前年度と同様に順調に推移し、売上高は前年度に比べて2百万円増(0.8%増)の3億4千2百万円となり、営業 費用は前年度に比べて2百万円増(1.0%増)の2億2千4百万円で、営業利益は前年度並みの1億1千7百万円と なりました。

(略)

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