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東部ネットワーク/売上高は前年比15・9%減、経常利益は前年比20・4%増(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第2四半期 5,563 △15.9  392 7.8   463 20.4   330 20.9

2020年3月期第2四半期 6,612 2.2   363 △22.2  384 △22.6  273 △20.0

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染 症の世界的な拡大の影響を受け、経済活動と個人消費の停滞が継続しており、政府による旅行キャンペーンなど の政策の実施により、徐々に経済活動の再開はしているものの、依然として感染再拡大への警戒感も強く残って おり、国内経済全体は厳しい状況が続いております。 当社の主力事業領域の貨物自動車運送業界におきましては、コロナ禍によるライフスタイルの変化等で、通販 需要が拡大し、宅配貨物輸送は改善が見られましたが、それ以外の貨物輸送につきましては、経済活動停滞の影 響により、輸送量、営業収入等は大幅に悪化いたしました。また、今後の感染状況によっては景気回復が遅れ長 期停滞となることが懸念されており、不透明感が広がっております。 このような環境の下、当社では従業員の安全を最優先に考え、全社員が感染拡大防止に努めつつ、事業活動を 展開してまいりました。営業面においては、2020年8月に東部滋賀物流センター(滋賀県)が竣工、続いて同年 9月に東部堺物流センター(大阪府)を開設し、3PL事業(物流の一括受注)の拡大に向け、慎重かつ迅速にお 客様のニーズに応える物流ソリューションの提供により、収益基盤の改善に努めてまいりました。 以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は5,563,045千円(前年同期比15.9%減)、営業利益392,388千円 (前年同期比7.8%増)、経常利益463,611千円(前年同期比20.4%増)、四半期純利益330,278千円(前年同期比 20.9%増)となりました。 セグメント別の業績につきましては、次のとおりであります。

(貨物自動車運送事業)

飲料輸送は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、休業要請や外出自粛の強まりを背景に 個人消費の急激な低下により、販売数量が減少したことで輸送数量も減少いたしました。さらに、大型連休の消 費増に伴った輸送増も逸したことや、緊急事態宣言解除後も総じて荷動きが低調であったため、大幅な減収とな りました。セメント輸送は、セメントの生産高が減少傾向で受注量が伸びず減収となりました。 以上から、当事業の売上高は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、3,738,273千円(前年同期比19.8%減) となり、セグメント利益は、減収予測をもとに、新規の設備投資を中止したことによる減価償却費の抑制や、修 繕費を始めとしたコスト低減管理の強化に加え、燃料費の低下等により運送原価が減少したことで、259,327千円 (前年同期比37.6%増)となりました。

(商品販売事業)

石油販売は、引き続き収益性に重点を置いた取引を継続しており、減収となりました。セメント販売につきま しては、取引先の需要増に対応した販売量が増加し、大幅な増収となりました。 この結果、当事業の売上高は1,110,014千円(前年同期比8.6%減)となり、セグメント利益は8,826千円(前年 同期比25.1%増)となりました。

(不動産賃貸事業)

自社施設のオフィスビルで、一部が空室となっておりますので減収となりました。借上施設の提供につきまし ては、大きな異動はなく前期並みでありました。 この結果、当事業の売上高は637,389千円(前年同期比1.8%減)となり、セグメント利益は303,031千円(前年 同期比5.8%減)となりました。

(その他事業)

自動車整備事業は、一般修理の受注減の影響により減収となりました。 この結果、当事業の売上高は77,367千円(前年同期比9.0%減)となり、セグメント利益は10,293千円(前年同 期比31.8%減)となりました。

(略)

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