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安田倉庫/経常利益は前年比7・7%減(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           営業収益   営業利益   経常利益  当期純利益

2021年3月期第2四半期 22,868 △1.8  1,611 △12.4  2,086 △7.7  1,350 △11.8

2020年3月期第2四半期 23,289 1.5   1,840 16.2   2,261 14.5  1,531 19.2

(注)包括利益 2021年3月期第2四半期  △328百万円 (―%) 2020年3月期第2四半期  2,043百万円 (108.0%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響等により企業収益や個人消 費が急速に減少し、また、同感染症の世界的大流行の影響等により、国内外ともに景気は悪化し、極めて厳しい状 況で推移しました。 こうした経済情勢にあって、当社グループを取り巻く事業環境は、倉庫物流業界では国内貨物・輸出入貨物とも に荷動きは鈍さを増し、また、不動産業界では都市部におけるオフィスビルの空室率に上昇傾向がみられるなど、 一段と厳しい状況で推移いたしました。 このような状況のもと、昨年12月に創立100周年の節目を迎えた当社グループは、2030年のあるべき姿としての 「長期ビジョン2030」と、長期ビジョンを実現するための中期経営計画「YASDA Next 100」に基づき諸施策を実行 し、次の100年の成長に向けた事業体制の構築と更なる成長を目指しております。その一環として、物流事業にお いては、付加価値の高いロジスティクス・サービスの提供による取引の拡大や物流施設の拡充など事業基盤の強化 を図り、不動産事業においては、既存施設の適切なメンテナンスと機能向上の推進による稼働率の維持・向上に努 め、事業拡大を推進してまいりました。 当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、物流事業が増収となった一方、不動産事業が減収と なったことにより、営業収益は、前年同期比421百万円減(1.8%減)の22,868百万円となりました。また、物流施 設の新設に伴う租税公課の増加などにより、営業利益は、前年同期比228百万円減(12.4%減)の1,611百万円、経 常利益は、前年同期比174百万円減(7.7%減)の2,086百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期 比180百万円減(11.8%減)の1,350百万円となりました。 セグメントの業績は、次のとおりです。

物流事業では、新型コロナウイルス感染症の影響などにより倉庫作業料や国際貨物取扱料が減少した一方、前期 に子会社化した大西運輸株式会社による陸運料の増加や、倉庫施設の拡張や新設による保管料が増加し、営業収益 は前年同期比377百万円増(1.9%増)の19,962百万円となりました。また、セグメント利益は前年同期比135百万 円減(8.1%減)の1,524百万円となりました。

不動産事業では、既存賃貸施設において稼働率を維持する一方、施工工事の減少などにより、営業収益は前年同 期比832百万円減(20.9%減)の3,157百万円、セグメント利益は前年同期比81百万円減(7.0%減)の1,082百万円 となりました。

(略)

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