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三井倉庫ホールディングス/営業収益は前年比3・8%減、経常利益は前年比24・1%増(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            営業収益   営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第2四半期 118,949 △3.8  8,072 14.3  8,155 24.1  5,040 44.0

2020年3月期第2四半期 123,690 2.5   7,063 14.2  6,569 18.6  3,500 12.5

(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 7,691百万円(238.7%) 2020年3月期第2四半期 2,270百万円 (△39.2%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の長期化の影響を被り、鉱工業生産指数は前月 比で微増を示すなど一部持ち直しの動きも見られるものの、輸入を中心に極めて厳しい状況にあります。物流を取 り巻く環境は、保管残高は前年同期比では微増を示し、荷動きを示す貨物回転率も足元では減少幅は縮小している ものの依然として弱含んで推移しており、貨物停滞の傾向を示しております。感染症の動向には引き続き注視を必 要とし、先行き不透明な状態が続いております。 こうした経済環境の中、当社グループの連結業績は、感染症拡大防止のための国内外における経済活動の制限の 影響を受け、海上および航空フォワーディング業務の取扱減少などにより、連結営業収益は前年同期比47億40百万 円減の1,189億49百万円となりました。一方で、巣ごもり消費拡大を受けて家電メーカー物流等の取扱が好調に推 移したこと、顧客の生産活動再開または回復に伴う各種原材料の調達物流により取扱が増加したことなどから連結 営業利益は同10億8百万円増の80億72百万円、連結経常利益は同15億85百万円増の81億55百万円、親会社株主に帰 属する四半期純利益は同15億39百万円増の50億40百万円となりました。なお、上期業績値につきましては営業利 益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は過去最高益となります。 当社グループは「中期経営計画2017」において、粗利益改善やコスト削減施策「チャレンジ20」等の様々な施策 の実行により、ベースの収益力を高めていることに加え、それぞれに異なる強みを持つグループ各社の機能を活用 して、サプライチェーンの川上から川下までを幅広くサポートできる事業ポートフォリオを保有する体制を構築し ており、新型コロナウイルスや米中貿易摩擦といった不確実性が高まっている事業環境下においても収益を底堅く 確保できる事業構造に着実に進化しております。今回の業績につきましても、これまで進めて参りました構造改革 がもたらした成果であると考えております。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(イ)物流事業

感染症拡大防止のための国内外における経済活動の制限の影響を受け、顧客企業の生産活動の鈍化に伴い海上お よび航空フォワーディング業務の取扱が減少したこと、業務用産業機器や港湾運送業務におけるコンテナの取扱減 少などにより、営業収益は前年同期比45億78百万円減の1,146億17百万円となりました。一方で、巣ごもり消費拡 大による家電メーカー物流等の取扱が増加したこと、顧客の生産活動再開または回復に伴う各種原材料の調達物流 により取扱が増加したこと、航空貨物輸送の運賃高騰、各種販管費が減少したこと等に加え、注力しているソリュ ーション型物流業務の新規取扱開始、前期に開始した医薬品物流の通期寄与等により、営業利益は同9億45百万円 増の67億18百万円となりました。

(ロ)不動産事業

賃料収入の減少により営業収益は前年同期比1億77百万円減の46億84百万円、営業利益は同69百万円減の27億97 百万円となりました。

(略)

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