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サンリツ/経常利益は前年比55%減(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第2四半期 7,062 △13.8  205 △50.3  169 △55.0  170 △32.7

2020年3月期第2四半期 8,190 △3.8  414 △12.7   376 △12.5  253 △12.0

(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 176百万円 (△21.8%) 2020年3月期第2四半期 225百万円 (△25.5%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間における世界の経済状況は、各国において経済活動再開の動きがみられたものの、依 然として新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、厳しい状況が続きました。日本では、緊急事態宣言 解除後は感染拡大の防止策を継続しながら、経済活動の一部が再開されました。しかしながら、個人消費、企業活 動とも感染拡大前を下回り、世界経済同様に厳しい状況が続きました。 物流業界におきましては、国際貨物は中国向けなどの一部貨物において持ち直しの動きがみられたものの、感染 拡大及び米中貿易摩擦の長期化等の影響により、輸出入ともに回復には至らず、低調に推移いたしました。国内貨 物は感染拡大の影響により需要の落ち込みが長期化し、消費関連貨物及び生産関連貨物を中心に低調に推移いたし ました。 このような事業環境の中、当グループは工作機械及び医療機器の取扱いが大幅に減少したことに加え、その他製 品の取扱いも全般的に伸び悩み、売上高、営業利益ともに減少いたしました。 なお、2019年9月に発生した台風15号及び10月に発生した台風19号の災害保険金収入として、特別利益1億78百 万円、災害による損失として特別損失6百万円を計上する一方、保有株式の時価の著しい下落により、投資有価証 券評価損として特別損失16百万円を計上いたしました。また、国内子会社において、特別退職金として特別損失40 百万円を計上いたしました。 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高70億62百万円(前年同期比13.8%減)、営業利益2億 5百万円(前年同期比50.3%減)、経常利益1億69百万円(前年同期比55.0%減)、親会社株主に帰属する四半期 純利益1億70百万円(前年同期比32.7%減)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。

①梱包事業部門

工作機械の取扱いが大幅に減少したことに加え、小型精密機器の取扱いも減少したことにより、売上高、セ グメント利益ともに減少いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高48億4百万円(前年同期比16.1%減)、セグメント利益3億68百万円 (前年同期比40.3%減)となりました。

②運輸事業部門

医療機器及び工作機械の取扱いが大幅に減少したことにより、売上高、セグメント利益ともに減少いたしま した。 この結果、当該部門の業績は、売上高9億57百万円(前年同期比25.2%減)、セグメント利益37百万円(前 年同期比19.5%減)となりました。

③倉庫事業部門

外部倉庫における小型精密機器の取扱いが増加したことにより、売上高、セグメント利益ともに増加いたし ました。 この結果、当該部門の業績は、売上高11億57百万円(前年同期比11.2%増)、セグメント利益2億54百万円 (前年同期比14.9%増)となりました。

④賃貸ビル事業部門

本社ビルの稼働率が高水準で推移したことにより、売上高は概ね前年同期と同水準となりました。 セグメント利益につきましては、定期修繕の減少により増加いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高1億43百万円(前年同期比0.4%増)、セグメント利益60百万円(前 年同期比22.3%増)となりました。

(略)

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