NEWS

物流ニュース

三菱ロジスネクスト/7億800万円の経常損失を計上(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高     営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第2四半期 185,462 △10.4  △462 -   △708 -   △1,963 -

2020年3月期第2四半期 207,086 △3.9   5,092 16.0  4,791 △6.7  2,094 △17.7

(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 △2,621百万円 (-%) 2020年3月期第2四半期 △2,180百万円 (-%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間における世界経済は、コロナ禍により半ば停止状態であった経済活動が徐々にでは あるものの復調傾向となる中での推移となりました。グローバルには、いち早く経済活動を平時に戻した中国を 始め、欧米でのロックダウン解除、アジア圏での規制緩和により、ヒト・モノ・カネがようやく動き始める状況 となりました。国境を越えての人の往来は未だ難しいこともあり、従前に復するまでには至っておりませんが、 今後への期待が持てる状況となってまいりました。一方、日本経済に目を転じれば、コロナ禍の影響が欧米に比 べここまでは軽微であった事もあり、6月の自粛活動緩和以降、業種別ではまだら模様ではありますが、各種経 済活動の一層の復調が実感されます。 しかしながら、足元では欧州でのコロナ禍の再拡大や米州での感染者数の増加傾向は続いており予断を許さな い状況にあると共に、解決策が見いだせない米中貿易摩擦の継続など経済の不安定要素はむしろ増大しており、 今後の市場動向への懸念を払拭するまでには至っておりません。 この結果、当第2四半期連結累計期間における連結売上高は、1,854億6千2百万円(前年同期比10.4%減少) となりました。第1四半期連結会計期間に比して当第2四半期連結会計期間では、経済環境の良化により全世界 的に受注状況は好転したものの、未だ十分な売上への寄与までには至っておりません。利益面につきましては、 売上の減少を受け固定費の削減に取り組んでいるものの、営業損失は4億6千2百万円(前年同期50億9千2百 万円の利益)、経常損失は7億8百万円(前年同期47億9千1百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純 損失は19億6千3百万円(前年同期20億9千4百万円の利益)となりました。 なお、のれん償却等の影響を除くと、営業利益は43億4千2百万円(前年同期比53.7%減少)となり、営業利 益率は2.3%となっております。 セグメントの業績は、次のとおりであります。

〔国内事業〕

国内事業は、6月以降の日本市場の堅調さを背景に当第2四半期連結会計期間におけるセグメント利益は黒字 となりましたが、輸出向け受注及び売上の伸長は十分とは言えず、売上高は807億4千4百万円(前年同期比 9.2%減少)となりました。全グループ挙げて固定費の削減に取り組んでいるものの、売上高減少による利益減を 補うには至らず、セグメント損失は、4億6千万円(前年同期13億4千2百万円の利益)となりました。 なお、のれん等償却の影響を除くと、セグメント利益は21億1千7百万円(前年同期比42.8%減少)となって おります。

〔海外事業〕

海外事業は、国内事業と同様、当第2四半期連結会計期間においては、コロナ禍の影響が落ち着いた中国市場 やロックダウンが解除となった欧米アジアでの伸長によりセグメント利益は黒字となりましたが、前期並までの 回復には未だ時間を要する状況であり、昨年7月に買収した米国販売会社Equipment Depot, Inc.の新規連結寄与 があったものの、売上高は1,047億1千8百万円(前年同期比11.4%減少)となりました。売上高減少による利益 減少を固定費の削減で補いきれない状況も国内事業と同様であり、セグメント損失は、1百万円(前年同期37億 5千万円の利益)となりました。 なお、のれん等償却の影響を除くと、セグメント利益は22億2千5百万円(前年同期比60.8%減少)となって おります

(略)

Translate »