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神栄/クラウド型輸送貨物監視システム「TrecView Cloud」のサービス提供を開始

物流システム 2023.06.17

クラウド型輸送貨物監視システム「TrecView Cloud」のサービス提供開始について

神栄株式会社(本社:神戸市中央区、代表取締役社長:赤澤 秀朗、以下、神栄)の子会社である神 栄テクノロジー株式会社(本社:神戸市中央区、代表取締役社長:岸本 勝、以下、神栄テクノロジー) と応用地質株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:成田 賢、以下、応用地質)は、輸送中の 貨物に関する各種情報(日時、位置、温度、湿度、振動)をモニタリングし、異常発生のリアルタイム 通知や輸送状態のレポートを自動作成する機能を持つ、クラウド型輸送貨物監視システム「TrecView Cloud」のサービス提供を 2021 年 1 月より開始いたします。

■開発の経緯と目的

物品損傷の原因となる振動や衝撃、品質確保のための温度管理など、貨物の輸送状態を数値化し、記 録・管理する取組みが物流市場で一般化しつつあり、要求基準に関しても各種規格化が進んでいます。 しかしながら、従来運用されてきた一般的な物流計測システムでは、システム本体および専用通信端 末の購入費用が高額であり、運用手順も煩雑であることから、課題も少なくありませんでした。 このような課題に対応するため、神栄と応用地質は、応用地質が持つ GIS(地理情報システム)や交通 情報管理システム等の技術と、神栄テクノロジーの持つ計測機器の開発技術を組み合わせ、クラウド型 貨物輸送監視システム『TrecView Cloud』を開発しました。

■『TrecView Cloud』について

『TrecView Cloud』は、神栄テクノロジーが新たに開発し製造・販売する各種センサと通信機能を内 蔵した高精度かつ低価格な小型輸送記録計『TrecView』と応用地質が開発し豊富な実績を有する高機能 な地理情報システム『MAGIS』を組み合わせたクラウド型輸送貨物監視システムであり、価格面での導 入のしやすさと使い勝手の良さ、およびリアルタイムでの輸送監視を可能にした点が大きな特徴です。 例えば、振動や衝撃に弱い精密機械の輸送監視では、紙に記録していく機械式記録計や、輸送完了後 に USB でパソコンへ接続し専用ソフトウェアでデータを抽出する電子式記録計が用いられていますが、 これらの方法では輸送を完了するまで貨物の損傷等を確認できず、また、結果の報告書も手動で事後作 成する必要がありました。 『TrecView Cloud』は、貨物側に設置される TrecView でセンサ情報(振動、温度、湿度)を記録、 運転席側に設置したスマートフォンでは GPS の位置情報を記録します。このとき TrecView が危険な振 動を検知した場合、スマートフォンへ迅速に異常を通知できるため、運転手はその場で対応の判断をす ることができます。輸送終了後、TrecView の全記録データと、スマートフォンに記録された位置情報 をサーバーへ転送すると、調査報告書が自動作成されるため、担当者の作業負担が大幅に軽減されるほ か、データの改ざん防止にもつながり、信頼性の高い輸送サービスを提供することができます。 なお、『TrecView Cloud』では、リアルタイム監視モードのほかに、輸送後に記録データを確認する 通常計測モードでも使用することができます。運用面を大きく変更せず容易に導入可能である点も本シ ステムの特徴になります。

(略)

以下、詳細は下記アドレスを参照ください。

こちらの資料をご覧ください。

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