日本通運/米国日本通運、シカゴ近郊に新倉庫を建設 物流不動産・施設 2023.06.17 米国日本通運、シカゴ近郊に新倉庫を建設 2020年10月 2日 当社の現地法人、米国日本通運株式会社(社長:阿部俊哉 以下、米国日通)は、8月14日(金)、イリノイ州ウッドデールで、新倉庫建設の鍬入れ式を執り行いました。 (鍬入れ式の様子) (スピーチをする阿部米州ブロック地域総括) イリノイ州シカゴ近郊は米国内の産業全般の集積地域であり、特に近隣のオハイオ・インディアナ・ケンタッキー・テネシー州等は、自動車産業の集積地域です。 米国日通のシカゴ拠点は、中西部地域のゲートウェイ機能を担う米国の最重要拠点の一つとしてシカゴ近郊の3カ所に施設を構えており、現在ウッドデールの自社倉庫では、放電加工機やプレス機械設備などの重量物を含む一般貨物の保管・配送などロジスティクス事業を展開しています。 今般、ウッドデール新拠点の開設により、自動車関連のお客様には荷姿変換や検品などの付帯作業やクロスドック等といった多様なニーズにお応えするため、ロジスティクス機能を強化するとともに、グループ会社であるAssociated Global Systems, Inc.との施設共有を含めた拠点再編を行うなど、シナジー効果を図ります。 また、竣工に合わせて、新拠点に現在ニューヨークにある米国日通本社を移転し、本社部門、営業部門、作業現場一体型の拠点とすることで、事業展開のスピード化・効率化を図り、米国内事業の強化を推進します。 (新拠点イメージ) 当社は、同国でのロジスティクス機能を拡充し、経営計画において重点産業と位置付ける自動車や医薬品産業の取り組みを強化してまいります。 【開業予定】2021年1月 【業務内容】海運貨物の輸出入フォワーディング・CFS業務、国内トラック輸送業務、倉庫業務、引越業務、ホワイトグラブサービス(※) ホワイトグラブサービス:開梱・据付のうえ資材回収まで行う配達など、お客様のニーズに細やかに応えるサービス。 【新倉庫の概要】 住所 800 North IL Route 83 Wood Dale, IL 60191, U.S.A 構造 鉄骨造、平屋建て、一部2階建て(事務所部分) 敷地面積 75,952m2 延床面積 29,498m2(内訳)倉庫面積 26,377m2事務所他 3,121m2 主要設備 高床ホーム、天井クレーン、メザニン、24時間警備、CCTV完備